ダイコー・みのりフーズの廃棄食品転売事件についての周辺情報 農と食のジャーナリストによるメルマガ たべもの最前線 2016年1月21日 第23号

2016年1月21日 from メルマガ

表題の件について、昨日はTBSラジオ、今日の朝7時半からは文化放送と、ラジオでのコメント出演が続いてます。今日は週刊誌の取材。

昨年末に出した拙著「激安食品の落とし穴」で予見していたこと、それは「あまりに安いものを求めると、お得どころか消費者にとって不利益なことが返ってくる」ということだ。廃棄食品の転売も、それが発生する裏にあるのは「安値を求められるゆえに出来てしまった構造」だと思う。

そのあたりを書いています。 産廃業者の「闇」はやっぱり、まだあるということになりますね。

ダイコー・みのりフーズの廃棄食品転売事件についての周辺情報 ― 山本謙治

■事件の概要
2000年代初頭の雪印集団食中毒問題に無登録農薬問題、そして2013年に相次いで明るみに出た食品偽装事件に引き続き、またもや食の信頼性を揺るがす事件が発覚した。

全国的なカレーライスの大手チェーンである「CoCo壱番屋」が廃棄処分をしたはずの冷凍形態のビーフカツが、愛知県内のスーパーで販売されていることが明らかになったのだ。このビーフカツは、、、

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