2015年12月14日 from 出張
さて昼飯である。Y崎さん、せっかく海の近くなんだ、魚が一杯載った海鮮丼ですかね!
「うーん、、、実はちょっとお薦めがありましてね、、、南欧的なノリでもいいですか?」
えっ 南欧!? 南イタリアとか南仏とか? と思ってたら本当にそんなロケーションにきてしまった!
なんじゃこの蒼い世界はぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
まさしく美しい、南の海である!
じつはここ、エーゲ界のサントリー二島をモチーフに立てられた宿泊施設。
スイートルームは予約でかなり先の予定まで埋まってしまう、超人気のリゾートなのだそうだ。なんてこった、高知にこんなところがあるなんて、、、
おもわず高良シェフと僕は、ビール頼んでしまった。そりゃ、これはもうその誘惑に勝てないよね!
この日はコースで予約してくれていたので、中身はこのようなラインナップ。シェフの井原さんはWebでみたらまだ若い人のようだが、さてどうでしょう?
アンティパストミスト。
手前の白い切り身、ハガツオかと思ったら全然違う味と繊維で、なにこれ?と思ったらシェフが一言「鶏の胸肉ですよ」と(笑)。すみませんこんなもんですワタシ。
前菜、ひとつひとつ美味しいです。
サンマと焼きなすのスパゲッティ。
美味しい! なんで大盛りっていうの忘れたんだろう、最小限の要素で構成していながらしっかりサンマと焼きナス感がある。これはおいしいパスタでした。
和牛のポルベッタトマト煮込み。
シェフ、今度は土佐あかうしの肉でこういうのやってください。 でも、普通の黒毛の肉でも美味しい。
デザートがまた、このガンガン陽が照る南国気候に清涼感を感じさせるものだった。
ゆるめのカスタードソースにぶどうとゼリーがちりばめられて、ひんやりクニュッとした食感がそよ風のように心地よい。
いやー満喫しました。
帰り際、シェフが出てきて高良さんにご挨拶。
「だ、大ファンなんです!」 とマジで嬉しそう。
なんと 「やまけんさん、専門料理の連載、毎号読んでます!」 とのこと! マジですか、ほんとうにありがとう!
高知、まだまだ知らないいい場所があるなあ、と再認識したのでありました。Y崎さん、すげーうまかったっす。ご案内ありがとうございました!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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