神奈川県藤沢市、SFC創世記の10年を支えた安齋さんに会う。学生はみんな安齋さんをただの用務員さんと思っていたが、実は地域の豪農!この人が居なければ僕の畑も成り立たなかった! そしてニューオリのにんあさソー乗せ、有隣堂で自分の著書を発見!

2015年11月 4日 from 日常つれづれ

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先々週のことだったか、テレビ神奈川か何かにチャンネルを合わせたときに、いきなり識っている顔が出ていたのでビックリした。なんと、安齋さんがレポーターの女性に洋ナシを食べさせている図ではないか。うっわー、変わってないわ、、、

すぐさま電話をした。

「えっ 山本君かい!? なんだよぉ、、、久しぶりじゃないか!」

ちょうど、今週土曜日のシンポジウムの準備で日大藤沢キャンパスに打ち合わせにいかねばならなかったので、安齋さんの果樹園にも行くことにした。幸い、近所に住んでいる後輩の星君が「僕もぜひ」というので車を出してもらった。

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安齋文夫さんは、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)の設立から10年間、用務担当として働いて下さった方だ。

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が! 実はその正体は、、、

SFCの造成に必要な土地のかなりの範囲の所有者であったのだ!
慶應の職員が用地取得のために地権者を集めて説明会をする中、安齋さんは「土地は売ってもいいけど、条件があるんだよ」と言った。その条件というのが、俺を学内で用務員にしてくれというものだった。

もちろんそれはお金のためなどではありえない。だってこの人、藤沢周辺では有名な豪農さんなのだ。用務員しなくても遊んで食える。なのになんで学校に?それはきっと好奇心。

「あの10年でみんなと勉強できたからね~」

とおっしゃる顔、本当に楽しそうだった。いまはもちろんお辞めになって、悠々自適というか、いまだに現役で農業をやっている!

「山本君、ルレクチェっていう洋なし識ってるかい?これ美味しくするの大変なんだよ、、、」

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安齋さん、ご立派なルレクチェでした。おいしゅうございましたよ、、、

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スルスルとはしごを登って小屋の上に立ち、柿を枝ごと切っていくその機敏な動き、昔と変わらない!

嬉しい一時でした。安齋さん、またお会いしましょう!

昼飯はもちろん、SFC生憩いの場、ニューオリンズ。

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「にんあさ大盛りソーのせ」であります。

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今日は嫁さんも居たので調子に乗ってナス肉大盛りも。

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最後は両方のソースを混ぜるという暴挙。これがまた旨い!

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そして日大にて打ち合わせ。土曜日、たのしいシンポになるかな!?

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学生の発表もお楽しみに!

帰り道、藤沢駅横の有隣堂で、自分の著書が平積みになっているのをみて激しく感謝!

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有隣堂さん、ありがとう! あ、もしかして古くからのブログ読者であるヒロさんのプッシュですかね?どちらにせよ感謝。

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忙しい中、やはり藤沢に行くと心がリフレッシュできます。星君、車だしてくれてありがとうね。