2015年10月21日 from 出張
高知でのあかうしサミット終了後、もうクタクタになりながらの一次会は「バッフォーネ」。
高知での歴史あるイタリアンです。迎えてくれるのはこの人、青野摩周シェフ!
以前のエントリのアングルと一緒(笑)
いつもながら非常にマニアックな話をしますが、ギタリストの渡辺香津美さんとひじょうによくにた顔立ち。渡辺香津美という人は、むかしは坂本龍一の「千のナイフ」の壮絶ギターソロをやったりした人で、最近では超絶技巧ベーシストであるリチャード・ボナや、重低音手数多すぎドラマーであるオラシオ・エルネグロ・エルナンテスなどと共演している、日本人離れしたギタリストなのであります。
最初、高知でこの青野シェフと会ったときはほんとに「あれっ?」と思ったもんね。まあ、ぜひ画像検索してみてください。マジで似てるから!
、、、まあそんなことはどうでもいいか(笑)
バッフォーネはイタリアンバルというか、気取らぬ体で料理とワインを楽しめる店。
ここにイベントの関係者が集まって一次会です。乾杯はもちろん、荻野シェフ!
なぜかひまわり乳業の吉澤社長までいらっしゃいますが(笑)
土佐沖どれ燻製鰹のカルパッチョ、檮原(ゆすはら)イノシシとはちきん地鶏レバーのテリーヌ、そして窪川の米豚ベーコンときのこのキッシュ。
高知産の野菜をつかった温野菜サラダ、酒盗のバーニャカウダソース。
素晴らしく美味しい! 高知で「チャーテ」と呼ばれるハヤトウリ(左のにんじんの下になっているやつ)がまた美味しい。
そしてこの店の名物であるバジルをたっぷりのせたマルゲリータ。
生地はパキッ、ソースはトロリ濃厚、バジルの香り高く旨い!
そして真打ち登場、この店の看板料理であるリングイーネのジェノベーゼ!
と、ここで電話が。誰かと思ったら、この数件あとに行こうと思っていた小料理「なとな」からだ。
「やまけんちゃん、あんね、北海道から寺尾さんが、それと兵庫から田中一馬さんがきちゅうよ!」
え?ええええええええええええええええええええええええええ?
なんだそれは、、、と茫然。
寺尾さんは元・ホクレンの参事で、僕を札幌の「またつ」に誘った張本人だ。
そして兵庫の但馬地方で、但馬牛の放牧肥育をしながら削蹄師としても仕事をしている田中一馬君は、このエントリで紹介したとおりだ。
どうやら二人は偶然この日に高知にいて、そして「なとな」で偶然、一緒になったらしい。これは顔を出さないと、ということでみんなにゴメンして、なとなへ。
とりあえずみんなとワーッと騒いで、いそぎバッフォーネに戻る。
料理は土佐あかうしすね肉とキドニービーンズの煮込みクスクス和え。
これも美味しかった!キドニービーンズのトロッととろけるようなデンプン質が、すね肉の煮込みの味の余韻を引き延ばしてくれるのだ。
さてバッフォーネでの一次会の後、シェフ連中を中心とする別働隊がいる「かもん亭」へ。
すでに出来上がってしまっている面々。
みたことないメニューに笑いがこぼれる荻野シェフ。
はらんぼ焼いたのに、鰹の塩タタキ。
そしてこの店名物のウルメイワシのバッテラ!
これを食べないと高知に来たことになりません!
と、こんなかんじで一次会、二次会を楽しんだのでありました。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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