2015年10月21日 from 食べ物の本
前著「日本で一番まっとうな学食」から5年、ようやく書きました、、、この間、いろんな編集者さんに「本書きましょ」といっていただきながら、ひとつも結実しなかった。フンドシを締めなおして臨んだのは初めてのKADOKAWA。編集者のA田さんの熱意にやられました。 ちなみに「激安食品の落とし穴」というタイトルは、私がつけたのではありません。今回は、色んな意味で版元の意向を取り入れたつもりです。僕が100%自由にできるなら、もうちっと違うタイトルにする。少なくとも「激」という言葉は使わない(笑) けれども、僕の感覚よりも、出版社の肌感覚を信用してみたということです。 それと、こうしたタイトルだとおそらく反射的に「食品の安全性についての話が中心だろう」と思われるかもしれません。 が、しかし! 「激安食品には●●という物質が含まれていて、身体に悪い!」 とかいう、飛びつきやすい話しはほぼ出てきません。食品の安全性よりも、価格がどのようにつくられるのか、その価格で誰が困り誰が得をするのか、その安い価格で何が失われるのかという話しが中心です。 | |
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このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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