2015年8月17日 from 首都圏
今日は、はるばる愛媛から来た青年をドライエイジドビーフの熟成業者さんに引き合わせます。というのは、愛媛県の山奥で観光牧場をいとなみ、ほぼ粗放放牧で牛を育てている牧場なのだけれども、熟成にチャレンジしたいという。しかも前回会うまでいちどもドライエイジドビーフを食べたことがなかった(こういう人、多い)にもかかわらず「熟成だ!」という思いだけをもって上京してきた。
松山市でカフェ「ナテュレ」や「ブルーマーブル」を展開してきた藤山さんの紹介だったので手伝うことに、とりあえず今年、一頭を運動制限して肥育させたのを熟成試験してみることにしたのである。
今回熟成をお願いするのは日本ドライエージングビーフ普及協会の認定取得会員である、小川畜産興業。これから行ってきます。
で、熟成庫のある最寄り駅が大井町なので、老舗スパ店であるハピネスでナポを食してから。
大変においしゅうございました。ネッチリ感、具材の分量申し分なし。ジャポネより柔らかい麺が胃に優しすぎる。
商店街を歩いていて、ちいさなお社が。向こうからママチャリで走ってきた,営業マンぽい服装のお兄ちゃんがキキッと自転車を前でとめて手を合わせ、ジーッと祈っている。
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通り過ぎてしばらく歩いて振り向くとまだ祈っている。 えっ これは本気だと思いみていると、その姿がとても美しく映った。長い祈りの後、彼が立ち去ってから戻ってみてみると、延命の御利益があるという菩薩さまだったようだ。なにかを教えてもらった気がして、僕も護摩を奉納しておいた。
さて、これから仕事です。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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