2015年8月14日 from カメラ
OLYMPUS E-M1 45mmf1.8
ということで、阿蘇にいるくまもとあか牛の放牧風景を撮影するために、OLYMPUSの大三元レンズがそろい踏み。
大三元っていっても麻雀?と思うかもしれないけど、つまり、カメラメーカーやレンズメーカーが出しているフラッグシップモデルのズームレンズ群のこと。なんで三という数字なのかというと、ズームレンズは広く撮ることができるほうから超広角→標準→超望遠という三段階になっているのが普通だから。
大三元と称されるレンズはすべて性能が良いことになっている。OLYMPUSのこのラインナップの場合、すべてPROレンズというカテゴリーで、どれも第一級の写りが保証される。僕はいま、仕事でない出張の場合にほぼカメラボディがE-M1、それにPROシリーズの12-40mmf2.8という標準ズームをつけたものとストロボを持参して撮っている。この一本でだいたいのシチュエーションを撮ることができるからだ。
OLYMPUS 標準ズームレンズ ED 12-40mm F2.8 防塵 防滴 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO | |
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ニコンやキヤノンの大三元標準ズームは24mm-70mmというズーム域をもっているのだけれども、オリンパスの場合は換算すると望遠端が80mmまであるので、その分、表現の幅が拡がってとてもよいのだ。
ただ、標準域のレンズだけだとさすがに広大な風景や店内を広く撮りたい場合に限界がある。また、決して人に近寄ってくれない野生生物や家畜を撮る場合には、望遠から超望遠という長いレンズでなければ狙うことができない写真もある。だから大三元が必要になるのだ。
OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO マイクロフォーサーズ用 EZ-M0714PRO BLK | |
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OLYMPUS 望遠ズームレンズ ED 40-150mm F2.8 1.4X テレコンバーターキット 防塵 防滴 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PROTC | |
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さすがにこの3本を一台のボディ(E-M1)で付け替えて撮っていくのはちょっと厳しい。できれば7-14mmはつけっぱなしで、もう一台で標準・望遠を付け替えて対応したい。ということで、オリンパスに懇願してE-M5 MarkⅡを借りた。自分でも初代E-M5をもってはいるが、いまとなってはちょっと厳しい。
ちょっとだけE-M5 MarkⅡを使っているけれども、E-M1を使っている身としては「うーむむむむ」と思うほど使いやすいカメラだ。デジタルカメラはどうしても、後から出た方が性能がよくなっているので仕方が無いのだが、サクサク動く感がフラッグシップモデルであるE-M1よりも佳いと思う部分がある。ただ、逆に「ああ、やっぱりE-M1はプロ機だけある」と思う部分も多い。
で、オリンパスを選ぶ理由と言えば、なにはなくとも「小さい・軽い」ということだろう。この写真だとおそらく大きさが分からないと思うのだが、ここに愛用のウィルコム(ではなくてワイモバイルだけど)のPHSを置いてみる。
わかります? カメラとレンズだけで撮ったら「おおっ重厚!」と思うかもしれないけど、こうするといきなりスケール感がでてきて、しかも「思ったより小さい!」となるでしょ。そうなんです、小さいんですよ。
どんだけ小さいかっていうのは、これらを入れるバッグがやたら小さくて済むということから推し量ることができる。いま僕がこれらマイクロフォーサーズ機を運ぶ際に愛用しているのが、ロープロのノバスポートの小型のバッグ。
これまたスケール感が分からないだろうから電池。
あ、余計わからないか? 外寸法がW310×H240×D210mm、重量は770g。
カメラバッグで意外に大事なのは重量で、デザインがよかったりしてもバッグ自体が重いことがけっこうある。強度を高くしたということもあるかもしれないけれども、TPOに応じて使い分ければいいのだから、動き回るときには軽さを優先したバッグを使いたい。
ちなみにニコンのD800で、超広角ズームと標準ズームに望遠ズーム、マクロレンズと単焦点1本にフラッシュ2個持って行く際には、こんなバッグを使っている。これなんか横幅 500 × 奥行 300 × 高さ 250 mmで重量は1871g! これにストロボ用のスタンドや三脚を入れるスタンドバッグももつわけだから、もう大変なわけです。まあそれでもニコンのシステムを持っていくと、もう何が来ても高画質で撮れるぜっという無敵感はあるのだけれども。
で、オリンパスの大三元はこんな小さなバッグにこれだけ入っちゃう!
これ、カメラボディが2台に大三元ズームが一式、それにちょろっと見えてるけど単焦点の45mmf1.8が入っている。このレイアウトだとフラッシュを入れられないが、外側のポケットに入れれば、まあ入れらないことはない。
しかも、下の写真をみると分かると思うが、画面右端、バッグを持ったときに身体側の端には、レフ板などを入れる場所がある。通常ここはサブノートPCとかタブレット端末を入れる感じだろうけど、僕はカメラバッグにPC入れることは一切ないので、ここはもっぱらレフ板とディフューザーを入れている。
マイクロフォーサーズのメリットとして、レンズが小さくなるということがある。フルサイズだと1本しか入らないスペースに、上下になるけど二本重ねて入れられるのだ。ここに、ユーエヌから販売されているダブルリアキャップを使うと、一つのレンズリアキャップで二本のレンズをつなげられるから、これで運用すればもっと入る!
ということで、このカメラバッグも超お薦めなんですね。ここ数年買った中で一番気に入っている。ただしそれはマイクロフォーサーズ用として使ったときの話だけど。
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ということで、大三元揃いが嬉しくてつい書いてしまいましたとさ。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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