2015年7月23日 from 出張
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書いたそのままなんですけど、先日の高知出張で泊まった四万十にて、「こんな旨いものが!」と思ったもの。それがこいつです。
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「味劇場 ちか」で土佐ジロー生産者達と語らいの席。そこのお通しできたのがこいつだ。
「これ、エビは殻付きのままガリガリ囓って下さい。」
と言われて、マジ?と思いながらガリガリ。あ、確かに旨い。よーく殻を噛みつぶしていけば喉に刺さることはないし、噛むごとに身肉からの旨みが染みだしてくる。こっちの人達はみなそうしてるそうだ。
しかし!
本当にうまかったのは、このど派手なエビの下に居るキュウリの煮物。キュウリはウリの仲間なので、煮ても美味しい。みんなやらないけどね。どうやら四万十ではこれをエビのだしで煮含めているらしい。ちなみにキンキンに冷えてます。
このキュウリが! 口に運ぶと、もろっと崩れる感、そしてしみ出すエビのダシ、少しだけ残るサックリ感がなんとも絶妙でたまらない! 告白しますが、この日このお通しが一番心に残ったのでした。
もちろん、それ以外の料理もおいしかったよ!
アオリイカの刺身にうつぼのタタキ、はちきん地鶏タタキ。
子持ちイカはサッと焼いて酢味噌で。柑橘はこの辺で愛されているブシュカン。
こうちではどこで食べてもなぜか美味しい玉子焼き。
圧巻は、この店名物の鯖の焼き寿司。
ご覧の通り、焼き方がかなりハードで、ご飯のボリュームもすんごい。
これがまた実に美味しいしろもの。「うちのはもっと火をとおさん」とか「酢のしめ方がキツすぎる」などけんけんがくがく。
鯖を焼いた汁が酢飯にしみこみ、酢飯もほんのり焼けている(仕上げにサラマンダーで焼くんだろう)ので、これがまた旨いのだ。
なかなか美味しかった。でも、一番心に残ったのは、冒頭に書いたとおり、お通しのキュウリの煮物だったのである! いやー あれ、どんぶりに一杯食べたいわ!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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