2015年6月28日 from 日常つれづれ
我が家は小さな、5軒ほどが入っているマンションの一室なのだけれども、その玄関先に大家さんが植えたナイトジャスミンがある。当初、食べられる草木以外にまったく関心のない僕は、そんな樹に目もくれていなかったのだけれども、夏のあるとき、夕暮れ時の帰り道で坂を上ったところで強い芳香を感じた。とても官能的な、ねっとりと油っぽい香りで、すばらしい。嫁さんに言ったところ「あの玄関のジャスミンでしょ、夜だけ咲くのよ」と教えられた。
そう、日中は花弁が閉じているので、とっても地味な樹だなぁと気づかないのだ。
こんなふうに、道路にせり出すようにわさっと枝が伸びている。
たしかにこの段階でほのかに香るのだけれども、14時頃のこの段階はまだ花弁は閉じている。
花弁が閉じている時は、なんかオシロイバナのつぼみのような状態。あ、そういえばあの花も夕方から咲くんだっけ。
これが、20時以降になると、いきなり美しい香りをまき散らしながら咲き誇るのだ!
なんか、すごいメタモルフォーゼではないか。
ちなみに、日中はこんなだった枝が、、、↓
こう↓なる!
我が家では大家さんにお願いして枝を切らせていただき、室内にいけているのだけれども、それでも20時頃になると花が咲く。すごいね、植物って。
もうしばらく、この変化を楽しませていただきます。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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