今年最初の鰻を日本橋「いづもや」で油談義をしながらウナギの味を愉しんだ。

2015年4月21日 from 食材,首都圏

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この一週間、北海道にいます。北大に通学しているのだけれども、そのちょっと前のお話し。以前、あることで胡麻油をたんまりいただいてしまったので、そのお礼に竹本油脂のMさんを食事にお誘いした。場所はいづもや。この店にしかない「いづも焼き」を食べさせるためだ。いづも焼きは以前も書いたが、鰻と塩だけでつくった、超希少な調味料であるウナギ魚醤だけで味をつけた焼きウナギである。その話をしたところMさん「ぜひ食べてみたい!」とおっしゃったのだが、当日になると不安になったようだ。

「ウナギって、40分くらい待って、鰻重食べて、一時間半でハイ終わり、て感じになっちゃうんじゃないかって、、、」

まさかそんなつまらない会食にするわけはないでしょう!と言うことでこの日のいづもやラインナップ。

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ウニとアワビ、湯葉の冷製仕立て。フレンチ風にムース仕立て?と思ったが違います、きっちり和の味です。

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そしてここではやくも出ました、いづも焼き!

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これが、白焼きにウナギ魚醤をスッとはけで塗り、香ばしく焼きあげたものだ。

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でてきて説明を聞くなり、Mさん「ええっ!?そんなの、食べたことがありません、、、」と絶句。

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そして、食べてまたもや絶句。

「これは、、、初めて食べる味です、美味しい!」

この日のいづも焼き、とてもビシッと決まっていた!ウナギ魚醤もまろやかに深い味わいになっているが、そのあんばいを決められるようになったんだね。

さあそして、いづもやの岩本君が「ちょっといま凝ってるものを出しますので」といっていたアイテム。

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ホタルイカの刺身だ。この料理の肝はじつはこの綺麗に開いた刺身ではなくて、、、

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このつけ醤油の方にある! ホタルイカの小さな肝を集めて軽く蒸し、それを裏ごしして醤油と混ぜるのである。この肝醤油で食べるホタルイカが、強烈に旨い!

Mさん、この肝醤油の皿をはなさず、最後までとっておいて、ちびちび舐めておられた。

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肝焼きから、、、

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桜エビとタケノコのテンプラ。あ、いけない、この前に白焼きが出てたんだけど写真取り忘れた!

んで、いづもや名物:生醤油焼き。

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ここで満を持して鰻重の登場。

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はあ、もう最高でした。

久しぶりのウナギに感動。やっぱり元気が出る!