久しぶりの蕎麦「流石」本店にて、まずは職人が手で打ち、伸した十割蕎麦を堪能する。(dp3quattro)

2015年4月 1日 from 首都圏

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さて奇跡的にハンバーガーをいただけた後、すみやかに徒歩で東銀座へ移動。この日、僕の母の用事に嫁さんが同伴しているので、昼ご飯をご馳走しなければならないのである。で、蕎麦「流石」本店へ。

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ありがたいことに個室をとってくれていたので、ゆっくりと、しかもストロボも使わせてもらって撮影。dp3でじっくりと設定を変えながら撮らせてもらえた。

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いや、dp3マジでいいんじゃね?

セッティングさえ決まってしまえば、すごい絵が出てくる。

あとは純正ソフトで現像するときにホワイトバランスがおかしいことがある。具体的に言うと、フラッシュ撮影モードに合わせると、ヘンな色になる。そこで「元の設定」つまりオートホワイトバランスの状態に戻すとわりと正しい色になるので、そこからちょこっと調整。

ただ、純正のSIGMA Photo Proも先日のバージョンアップでようやく本来の画質が出るようになったようだ。いままで「あまり精細感がないなあ」と思ってたのは、カメラのせいじゃなかったのだ。

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ニシンの棒煮。

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柔らかにほぐれて、見た目よりあっさりとした煮汁で美味しい。

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こういうところで必ず頼むのは玉子焼き。

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層になってる巻き込み部分が色っぽいです。

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この日いちばんの蕎麦前はこれ、アスパラ天!

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油による加熱と脱水で、驚くほどの甘みが表現されている!

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そして、もうひとつの絶品がコレ。そばがきの揚げ出し!美しくぽってりまとまったそばがきが揚げられていて、外側はカリっと、中はとろ〜り。重い感じのまとまりかたではなく実にクリーミーで軽い!美味しいねぇ。

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ここのグループ名物の桜エビかき揚げを経て、、、

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お蕎麦だ!

ちなみにこの店の食器の多くは窯元にオーダーで作ってもらっているそうだが、素晴らしいよね。

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そして〆はこの店の技術が光る、十割蕎麦。写真だとスケールが分からないだろうけれども、この細さが際立っている。生地を伸す際に、さいごは手で伸すという仕事。これで得られる細さが、つるつるとすすり込んだ際に複雑なうずまきとなるのか、口中でクリーミーな泡になるのだ。泡は香りを増幅する。そこで噛んでいくうち、なんともいえない蕎麦の香りに満たされていくのだ。

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利き蕎麦セットで3枚の産地違い、ひき方違いの蕎麦をいただいた。

食べ終わってから店主の藤田さんと話したんだけど、いま蕎麦に限らず、職人仕事でやっている飲食店では人の問題が大変なようだ。

「もうね、20年後には職人仕事の店はなくなってますよ!だってみーんな、辞めちゃうもん。変わった蕎麦の店が人気出てますけど、そっちのほうがカッコイイ、って思ってるんですよね、彼らは。」

あーーーー

やっぱりそうなのか、、、飲食業の今後って、ホントにどうなるんだろうかと心配になっちゃうよね。ここの蕎麦の味だけは守って欲しい、、、

そう思いつつアップ。ごちそうさまでした。

ところでdp3Quattroの画像ですが、やっぱりスゴいね。こと料理に絞って言えば、むちゃくちゃに使えるカメラだと思います。ちなみにここに掲載したものはほぼテレコンを着けずに撮りました。