ということで、変態にもほどがあるカメラ、シグマ社のdp3Quattroが届いた。
写真は、液晶につけるビューファインダーを装着しているので、すでにものすごーい存在感。このdp3はフルサイズ換算で75mmという絶妙な焦点距離のマクロレンズを搭載している。ブツ撮りに最適なカメラなのである。
でも、料理写真を撮ることを考えると、実はもうすこし伸びて欲しい。そう、90mmくらいになると絶好の美味しい焦点距離である。レンズの特性上、望遠側にいけばいくほど、ものの形はまっとうに写る。広角側に行くほど、ちょっとパースが着いておかしな形になってしまう。75mmだと3皿くらいの集合を撮るにはばっちりだけど、一枚の皿を撮る場合は90mmにしてくれるともっと嬉しいな、というシーンもあるのだ。
そうしたら! なんと!
出ましたっ!
手前にあるのは、テレコンバーター!
dp3quattroの先端にねじ込むことで、90mmになるのだ!しかも、F値すなわち明るさはそのままなのである!
このテレコンバーター、ものすごくお金がかかっているようで、ずしりと重い!
そして、、、
こんなにクリア! で、こいつをねじ込むと、、、
こんな風になっちゃうのである。
もはや存在感は中判カメラ。三脚に着けて撮ってると、あまりのものものしさに誰も近寄ってこないだろう。
ということで、ちょうど香川県から届いた、生産者である合田正光さんによるセルリー一株を撮りました。
SIGMA dp3quattro + teleconverter f5.6 1/250 ISo100
シグマのカメラはいつものごとく、あいまいさが一切無いシャープな画質。現像ソフトが純正のShigmaPhotoProしかないのが唯一の欠点で、いちいちTIFに現像してから他の現像ソフトで手直ししなければならない。たのむからSilkyPixが対応して欲しい。
もう一枚、布目のひとつひとつまで精細にみえてしまうカットをば。
こちらは、新潟県の中越、魚沼の米どころで独自の米を生産・販売する千喜良(ちきら)ちゃんが持ってきてくれたお米。といっても中身みせないとただの包みですが、いい素材なので。
画像大きくてスミマセン!
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