2015年2月10日 from カメラ
ツイッターで僕をフォローしてくれてる人はご存じの通り、昨晩悲劇がおきて、愛用しているE-M1と12-40mmレンズを破壊してしまった。もう本当に破壊という感じ。急遽、事務所から自転車でいけるオリンパスのサポートセンターに行って修理受付。
その際に、すでに発表済みのE-M5 markⅡをみせてもらう機会に恵まれた。広報部のTさんがいてくれたからなのだが、、、
■E-M5markⅡ
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5mk2/index.html
実をいうと、今週開催のカメラショーであるCP+にオリンパスが目玉として出すこの機種、僕は関心をもっていなかった。だって僕が愛用するE-M1はM5の上位機種。その後継機が出るなら強く興味を持つが、そうでないからね。ちなみに前機種のE-M5は持っているのだけれども、E-M1が手に入ってからは使っていない。
ところが!
触ってビックリ玉手箱ですね、、、E-M5markⅡかなりよい!ていうかぶっちぎりに佳い!
何がいいって、商品ページのカタログスペックに書かれているもろもろよりも何よりも、シャッター感触が最高なのである。
「このことはカタログとかで特に謳ってはいないんですが、、、」
というのでいま商品ページみたけど本当に載ってない! もうね、気持ちいい音と感触。
実に小さくキシュッと鳴るのだが、控えめで、実にカメラ好きのことを考えた音。
「ライカに似てるでしょ」
と言われて思わず「そうですねぇ!」と言ったけど、ゴメン、ほんとはライカのシャッター音、記憶してません。
それにくわえてですね、実は、今回のmarkⅡでは、通常シャッターに加えてブレ防止モード、そして完全なる静音シャッターが搭載されているのだ!これがですね、完全に無音ですよ無音。もちろん電子シャッターを使うのだろう、シャッター速度などは限定されるハズだが、それにしてもこれがスゴイ。舞台撮影には静音シャッター使えまくりである。
それ以外に電子ファインダー(EVF)の見え方も素晴らしい。だって上位機であるE-M1と同じユニットなんだもん。そりゃいいに決まってるよ。これで、バリアングル液晶が懐かしのE-3やE-5と同じタイプの横開き!これじゃないとヤダという人もいただろう。
あともう一つ。フラッシュが付属してくるんだけど、これがスゴイ! 内蔵フラッシュをつけない分、最低限度の光量を足すためのフラッシュなんだけど、それにしてはなんと上下左右、後ろまでのバウンスができるようになっているのだ!
こんなですよ。これはもう内蔵フラッシュ同等品の付属っていうレベルじゃないよね。ただ、ボディ本体からの電源供給なので、チャージには少し時間がかかるが、、、
内蔵フラッシュと同等のガイドナンバー9.1だから、通常撮影ではほんの補助光程度ではあるけど、でもけっこう使えるんじゃないでしょうか?これで向きを変えられるから、ワイヤレスフラッシュコントロールも旨く行くようになることを期待!ていうか、E-M1のもこれにして欲しかったよ、、、
ということで、このE-M5markⅡ、相当に佳いです!
これからシステム組もうという方、特に重いのヤダという人にはダントツのお薦めです。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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