dp2Quattoro 45mm f4 1/10 ISO200
土曜日は久しぶりに浅草、合羽橋に出た。僕も嫁さんも、料理用の道具でほしいものがあったからだ。僕はオーブンで肉を焼く際に使う、耐熱用の皿。嫁さんは巻き簀など。浅草界隈に行くのだから、何か面白い被写体があるかもね、と思って、大物カメラを持っていくことにした。大物カメラって言うのは、これ!
dp3Merrill
なんじゃこりゃ!?と思った人もいるかもしれないが、以前書いたこれに、液晶ビューファインダーをつけたもの。液晶ビューファインダーというのは、その名の通りカメラ背面の液晶画面を見るためのファインダー。つまり、このごついアタッチメントは、中は空になっていて、ルーペがついているのぞき窓である。
ここに接眼して、液晶画面を覗き込むと、感覚的には1.5倍程度の大きな画面を覗き込んでいる感じになる。
これ、実に素晴らしい製品で、接眼することで、両手と併せて三点保持ができるので、がちっとぶれない撮影ができる。そして、マニュアルフォーカスにしてもピントの山を見やすい!
そして、なによりも大きなメリットとして、、、
「何あれ、すっげーごっついカメラ!」と観てもらえる!(笑)
事実この日、電車の中とかすれ違う人が、首から提げたこのカメラをけっこう観るのだ!
うっひっひ、格好いいだろ!?
なんといってもdp2Quattoro、写りはすさまじい。TIFF形式に現像処理をして等倍で眺めると、一切のモヤッと感がない、クッキリ明瞭な写真を得られるのだ。ただ、それはこのブログで表示するような小さなサイズではわからないんだけどね。
で、まずはその前に秋葉原のヨドバシで、ちょっとしたお買い物。嫁さんが他の売場にいるのをみはからって、買えもしないライカコーナーへ。ここにいるサイトウさんという、老練のカメラ販売員さんと仲良くさせていただいているのだ。
サイトウさん、会うなり「あっ いいカメラ持ってますねぇ!」とさっそく dp2に目線がいく。
「それ、すごくいい写りなんですよね」とライカそっちのけである。
これは、今度発売される、液晶画面なしのライカ。レンズとセットで220万円だそうです。ライカは欲しいがこのモデルはまあ、欲しくないな。
その後、合羽橋へ。ブリキ製パイ皿を二枚買い(しめて640円!安い!)、六区を歩きつつ用を済ませ、小腹が空いたので何か食べようと。
デリカぱくぱくの激安弁当はやめとこう。
嫁が蕎麦をというので、久しぶりに尾張屋でも行くかと。
いやーーー久しぶりだね!ていうかマジで15年ぶりくらいだな。有名店っていつでも来られると思うと、来ないもんだよね。相変わらずデカイエビで嬉しい限り。
二人で上(クルマエビ使用)と並を頼んで、一本ずつ交換。どれくらいの差が出るかと思ったが、明らかに、何よりも明らかにエビの味がぜんぜん違う! クルマエビ最高である。400円程度の違いなので、ここはどうせならエイヤッと2100円の上を行くべきだね。
雷門~仲見世通りには、外国人観光客がいっぱい!
実は今、農林水産分野でも、日本を訪れる旅人市場というのが、馬鹿にならないはずということで、そちらの需要開拓を真剣に考えているところなのだ。
ということなんだけれども、家に帰って現像してみて改めてdp2Qattorro、いいカメラだと唸ってしまった。というのは、冒頭のエビ天蕎麦の写真のデータを観てくれれば分かるが、1/10というシャッタースビード。ぶれますよ普通。けれどもdpシリーズはぶれにくいんですねぇ。しっかり固めて撮ればだけど。もちろんノンフラッシュです。
そんでここからは、違う日にフラッシュを用いて撮影。
シャッキリ写ると、本当に気持よいです。あとは、現像ソフトなんだよなぁ、、、SilkyPixシリーズがシグマのカメラに対応するのはいつなんだ!?お願いしますヨ、、、
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。