2014年10月12日 from 出張
さて続いて、今回出会った一番のびっくり。なんとすり鉢を専門に作るメーカーであるヤマセ製陶所の跡継ぎが、自由の森の6期生なのである!
彼が四代目である杉江匡くんだ。いやーそんな人材が学校にいるとは知らなんだ!しかも彼がこの特大すり鉢においていた、在学中の写真のまあ恥ずかしいことはずかしいこと(笑)
この頃から立派に仕事をしていらっしゃいます(笑)
さて目を引いたのが、いわゆる常滑のよくある茶色のすり鉢ではなく、とっても可愛らしいこんなデザインの小型すり鉢!
いやー嬉しくなっちゃって、もちろん買いましたよ!選んで選んで買いました!ちなみに絵付けをしているのはチャーミングな奥様。
モノが詰まりやすい溝の部分にもちゃんと詰まりにくいような釉薬をかけて焼いているらしい。
実にきれいで、これに料理を盛り込んで出してみたくなる。
しかも、おぬしわかっておるなぁと思うのは、こんなポストカード大のレシピというか、すり鉢レシピ提案まであるのだ。
断言するがこいつはきっとこれから大きく成功するな。実に佳いです。
で、さっそく胡麻を摺ってみました!
ちなみに我が家にある粒ごまはほとんどが国産のものだ。とわざわざ断るのは、日本の一般店頭で買うことができるごま製品は多くが輸入物だからだ。おそらく95%以上がそうでしょう。
胡麻って栽培も収穫も、選別作業もすげー大変なのよ。だから、僕は全国廻ってルとき、直売施設があると入り、胡麻が売ってたら必ず買うことにしている。みなさんも、どこかに旅行したときに農家が直接出荷している胡麻があったら、迷わず買った方がいい。全然違うから。
その胡麻を鍋でパチンと爆ぜる音がするまで炒って、すり鉢であたる。
そういやうちの母はほうれん草の胡麻和えが大好きで、よくすり鉢で摺った胡麻で作ってくれた。しかし子供の頃は全然好きじゃなかったなぁ、、、
それが、なぜか大人になると大好きな味として蘇ってくるから不思議なものだ。子供の頃に食べてなかったとしたら、この感覚は永遠に味わえなかったのではないかと思うと、母に感謝である。
うん、やっぱりこのまま盛りつけてもいい!
これはちょっと、アレだな、料理関係者さんになんかプレゼントしないといけないとき、ここに頼もう、と思った。ぜったいに喜んでもらえるでしょ。こんど、オリジナルデザインすり鉢作ってもらおうかな。
ということで、もしこのすり鉢に興味があったらこちらへ!
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