2014年10月 9日 from 首都圏
OLYMPUS E-M1 12-40mmf2.8
ということでshioさんのインタビュー後、食事をご一緒しましょうということに。それならと、僕とshioさんのことをおもしろがってくれている日本カメラ社の女性編集者お二人も誘ってみたところ、速攻で「行きます!」とのお返事。
ということで久しぶりの神楽坂しゅうごです。
広瀬しゅうごシェフ、マニアック度がパワーアップしすぎ。高知のヤギ農家からヤギ乳を仕入れて、自分でチーズつくってやんの。これは落花生のスープ、ヤギ乳チーズ添え。
チーズの上にのっているのは黒落花生。それにしてもこのヤギ乳チーズ、実に美味しくてビックリした!淡く香る落花生のポタージュに混ぜ込むと絶品。君はいったいどこへ向かってるんだしゅうご君!?
北海道産秋鮭とイチジク。大変においしゅうございました。
ちなみに外では月食がはじまりつつある時間帯。
秋サンマとジャガイモのガレット、サンマの肝のソース。
オイリーに焼き上げたガレットの甘さと、サンマの身肉、ほろ苦い肝ソースの相性が最高だ。
そして本日のイチオシ、こいつが旨かった!
ラビオリの具は、、、
なんと、蝦夷鹿の血!
タマネギのソースと絡めていただく。臭みもちろんまったくなし、まろやかな旨味が拡がるばかり。これは最高でした。
いよいよ月はかけていく。
和栗のパスタ。
デンプンとパスタの組み合わせ?と思うけど、旨い!
そして鹿2種のメイン。まずは本州ジカのミスジを、ビネガーで味付けした賀茂ナスとナスペースとのソースと。
本州ジカのミスジ、明示的にたべたのは初めて(いつもはそんな部位ごとに分かれてない(笑)だが、キュキュッと締まった食感、アッサリしているが肉肉した旨味も感じられて美味しい。賀茂ナスに歯を入れると、ワインビネガーの酸味が気持ちよい。
そしてこちらが、エレゾ社の熟成がかかった蝦夷ジカ。
もうすでに旨いね。3歳のオスだそうで、匂いも味わいはあっさりめだったけど、秋のジビエ導入としては実によかった。
ちなみにもちろん料理が出てくる中、shioさんの撮影講義をずーっと受けてました。
たとえばこのショットをみると、ブレさせないために左手を接地させ、その上にカメラを持つ手を置いている。ああ、なるほど!という工夫だ。一眼レフではあまり考えたことがないやりかたである。もちろんこの後すぐに真似してE-M1で撮ったが、効果ありありだ。
ガトーショコラは、チョコレートのかたまり!?と思うほどにチョコ濃度たかし。旨い!
いや美味しかったし楽しかった!shioさん、思った以上にド変態である(笑) その変態度をもっと勉強させていただこうと思ったのでありました。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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