2014年9月26日 from イベント
ということで、僕が事務局を務める青果物流通研究会にて、「キレイゴト抜きの農業論」で有名な、「日本一話すのが上手い農家」こと久松達央君にきてもらった。超うれっこで忙しいのに来てもらえて本当にありがたい。会員以外に外部からの参加が多く、白熱した会になった。
久松君は、ビジネスの側からすればその経営手法が注目されがちだが、流通の側から観れば、実にまっとうに作物の「おいしさ」を追求して、それを届ける条件の整った相手に販売するということを徹底して勝負しているというところが面白い。規模拡大を狙わない、一定のところでバランスする農業経営体としての星の一つだと思う。
とにかく昨年、冬場の彼のニンジン(品種はらいむ五寸だそうだ)の旨さにはビックリした。成功しているか否かも大事だが、それよりなにより「旨いものをつくる」ということができる人間は賛美に値するのである。
久松君、どうもありがとね!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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