数ヶ月前、安全性と美味しさにこだわりを持った冷凍食品の販売をしているシュガーレディの社員さんたちに講演をした。シュガーレディといえば、その食品製造時の基準がむちゃくちゃ厳しくて、その辺の生協組織では納品メーカーになっている食品企業も、シュガーレディだと使えないということによくなるというほどらしい。余りよく識らなかったのでおっかなびっくり、本部のある穴守稲荷に行ったのだけれども、実に納得できる商品作りをしていた。
しかも社長の佐藤健さん、シュガーレディの公式Webを観てくれればわかるけど、すげーハンサム!しかも慶應卒業ということで、先輩でありました。ということで最近、たまにご飯をご一緒しています。
で、たまにいきなりドドッと同社の冷凍食品が送られてくるのだけれども、これには驚いた。だって北京ダックなんだもん。残念ながら僕の出張時に嫁さんから「もうぜったいに冷凍庫にはいらないものがきた!」と連絡があって、箱はその時点で処分してしまったのだけれども、あれだけ慌てるんだから相当な大きさだったろう。ご覧の北京ダックと甘味噌の甜麺醤、そしてダックを包む薄餅が入っている。
しかも、ダックは冷蔵庫に移して2日間かけて解凍する必要があるのだ!すげぇ、、、そして解凍されたダックをオーブンで焼く。それはそうだパリパリの皮が大事なんだもんね。ということで満を持して自宅北京ダック!
このど迫力ですよ、、、
お尻の方に内臓を取った穴が空いているのがみえるだろうけど、ここに体内から染み出た脂が溜まってジュワジュワと沸いている。ひやあ、こんなに脂を持ってるのかよ!
さてこのお腹側の皮に、簡単に皮を剥がせるように切れ目を入れます。
■オリンパスE-M1 + 12-40mm + Nissin i40
ほほう、たしかに北京ダックの専門店でみるような感じに!
この皮をパリッとめくって、、、
甜麺醤を塗った薄餅の上に置き、キュウリと白髪葱を置いて、、、
巻いて食べる!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
旨い!
いやこれは旨い、当たり前だけど本当に美味しい食べものだね!
ダックの皮の味わいはもちろんだけど、特製の甜麺醤がまた旨い。おそらくこの料理の肝は甜麺醤の出来だよね。
ダックちゃん、数分間でこの状態に。
ちなみに店だとこの皮の下にある肉は食べさせてもらえないケースが多い。今回は食べられる!と喜び勇んだけど、、、あんまり美味しいもんじゃないね。やはり皮を美味しくするための飼い方と、肉を美味しくするそれとは違うのだね、と再認識したのでした。でも、もちろん食べられるっぶんはぜーんぶむしって、色んな料理にしていただきました。
佐藤社長、ご馳走様でした!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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