ロンドン到着、ケンジントンハイストリートのマークス&スペンサーとホールフーズマーケットをぶらぶらしつつ、イギリスの食肉加工品の旨さに感動する。

2014年9月 7日 from 出張

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ロンドンでの宿泊はケンジントンハイストリートのホテル。日本で言えば東京の青山という感じの、高級な感じの通りだが、なぜかここのホテルが安かったのだ。タイミングの問題らしく、価格は日々乱高下していたのだが、唯一大学の研究費の予算内でとれるホテルだった。

で、ホテルは正直、どうでもいい。ホテルの近くにケンジントンハイストリート駅があるのだが、その駅に隣接して、イギリスでは最も高級業態になるスーパーのマークス&スペンサー(以下M&S)があるのだ。

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もう、嬉しくなっちゃって、時間があればここの食品売場をうろついていた。

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野菜、肉、グローサリー類が充実、しかもイギリスのシェフ&料理研究家であるジェイミー・オリバーが、「15分クッキング」などのテレビ番組で使っていた食材が、かなりの割合で発見できる!

そう、ジェイミー・オリバーは何を隠そう大好きなシェフで、彼は簡単クッキング的なテレビのなかで、

「あのね、マグロを食べる時はクロマグロを選んじゃダメだよ!資源が枯渇しそうだからね」

というのだ。日本人の料理研究家でそんなことを言いながら番組に出る人を見たことがないし、それを許容するテレビ局もみたことが無い。

そのジェイミーの番組で出てくる食材で、日本ではみたことないぞというのがいくつかあるのだ。それをかたっぱしから手に入れた(笑)。

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ちなみに精肉売場には、真空パックされたステーキ肉が沢山並んでいる。

それも、パッケージをよく見ると、上の写真はオーガニックで生産されたヘレフォード種の肉である。ヘレといえばここイギリスが発祥の地で、近年、リバイバルで人気が高くなっているのだそうだ。それと、アバディーンアンガスの肉も並んでいた。これはスコットランドである。

しかも驚くことに、パッケージには21日熟成とか28日熟成(ドライではなくウェットです)とか、日数がちゃんと書いてある、それだけではなく、蒔いてある帯の色で熟成期間が分けられているのだ。いや、これはいいシステム。日本でもと筑後何日なのかは表示して欲しいよね、俺は普通のスーパーで売られている、熟成期間の短すぎる肉はいらないんだよ。

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鶏肉のコーナーにはひな鳥と若鶏の丸鳥状態のが並んでいる。でかいオーブンがあることが前提の売り方だが、この売場が大きいんだから参っちゃう。

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ジャガイモコーナーには、むき出しの新芋も多いが、こうやって中身が見えない遮光袋に入って売られているものもある。さすがはジャガイモの国である。

さて、そのM&Sを出て50メートルほど先に、アメリカ資本のホールフーズマーケットがある。

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もちろん肉売り場に行くと、ドライエージドビーフが売っている。

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これ、イギリス産の肉である。

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気になるよね、、、ということでこいつはキッチン設備のあるところで食べました。感想は後ほど、、、

この二店だけではなく、ほど近い場所に同じく高級業態のウェイトローズもあり、食べ物好きの人は、ケンジントンハイストリート近辺で相当に愉しめると思う。

それにしてもおかしいものだ。まだイギリスで「マズイっ!」と思うものに出会っていない、、、と思ったら!

このM&Sで衝動買いした、サーモン&ウォータークレスのサンドイッチが、実に、、、味がない!

そう、味がないのである。塩味も聴いてないし、香草の風味もあってしかるべきなのに、それを感じないのだ。と言うと、今回の旅のコーディネーターである速水さんが「そうなんですよ、サンドイッチはね、美味しくないのが多いんです。これがイギリスなんです」と、、、

みなさん、携帯用の塩を持参して下さい(笑)