2014年8月 4日 from カメラ
天空居酒屋では引き続き、シグマ山木社長を囲んでの愉しいカメラ・レンズばなしが繰り広げられた。山木さんを囲むんだからオールSIGMAということで、D800には35mmf1.4を着け、DP2Qでも撮る。ライティングはルーセントアンブレラと400Wのストロボ一灯。
山木社長に僕のブログを見せると、「タイトルが長いですね!7行くらいになってるのがありますよ!」と笑われた(笑)そーなんです長いんです。この時、露出シミュレーション問題に関して、実際に観てもらう。
例えばこれらの写真はMモード(マニュアル)で撮影しているが、ISO100のf5.6に設定している。カメラはその時、そのISOとf5.6という絞り値だと、これくらいの暗さになりますよと忠実に露出をシミュレートして、その絵を背景に出してくれる。それはありがたいんだけど、ストロボが光る前の段階では画面は真っ暗になってしまう。その状況でシャッター半押しすると一瞬だけライブビュー画面が明るくなり、「あ、みえた!」と思ってピント合わせをするが、ほんの一瞬なのでもう何回か半押しすることになる。
普通、ミラーレス機にはライブビューブースト(LV)機能というのがあって、それが効くとライブビュー時に一定以下の暗さの場合、明るさを足してくれる。それによってピント位置を正確に合わせ、構図を作ることができる。この機能がいまのDP2Quattroにはないのである。
従って、今の露出シミュレーションを行うモードをベースにしつつも、LVブーストという項目を選択しておくと、暗いシーンでは適正露出に引き上げてくれるという機能を追加してくれればいいということだ。ライティング撮影するカメラマンならば単体露出計で測るか、撮影後の液晶画面表示で適正露出を判断できるのだから、ライブビュー時はフォーカスを合わせることと構図を作ることだけを考えればいいようにして欲しい、ということなのだ。
「ああ~ そういうことでしたか!問題を認識しました、必ず対応します。直近のファームウェアアップデートには間に合わないと思いますが、近いうちに必ず! もう一回それ、どこかに書いておいていただけますか?」
山木社長、書いときましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、いまDP2Qを手にした人たちの間で問題になっていることが数点あるのだけれども(縦シマ問題や高感度ノイズ問題)、それらはカメラの根本的な構造によるものではなくて、画像処理時点のバグだそうだ。早い内にファームアップで解消されるということなので、安心めされよ!
このように山木社長、実に紳士であり真摯な態度の方である。実は某大地を守る会で仲良くさせていただいているU氏が「山木と高校の同級生なんですよ、だからブログに出てたのみてビックリ!」というご縁もあって、フレンドリーにしていただく。
これもDP2Q。みなさん、DPの撮影はライティングをして撮ると快感ですよ。ああ、こういう撮れ方するのか、という感じ。縮小前のデータは、APSサイズのセンサーの絵じゃない感じです。
Google+で250万フォロワーを誇る写真家・山本高広さんも参戦!
栗田ゆが君がSIGMAの24-105mmf4を持っていたので「貸してくれっ」と強奪。
やっべー すげーいい! いまニコン純正の24-70をメインで使っていて不満はないが、105mmまで伸びるレンズがあるのはうらやましいのだ。いま料理写真でメインに使っているのがタムロン90mmなので、105mmでそこそこ寄れたら、コレ一本でこなせてしまう可能性がある。うーん 悩ましい、、、
ストロボをオフにして地灯りで。
このほかにも、シグマレンズに関して色んな話を聴いたが、オフレコなのでここには書けません。それにしてもよーくわかったのは山木社長とシグマのカメラ、レンズに向けた熱意が本物だということ。ま、当たり前か。
今度、会津の工場にぜひ見学にいかせてください!とお願いをして、散会したのであった。山木社長、どうもありがとうございました!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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