2014年8月20日 from 農家との対話
撮影:DP3Merril
昨日は事務所に、沖縄の在来豚である今帰仁あぐーこと「シマウヮー」の生産者である高田勝さんをお呼びすることができた。都内での仕事を終え、沖縄に帰る飛行機までの短い時間だったが、実に面白い話を聴くことができた。
ちなみに、会うのは初めてだが、これまでお互いにいろんなところから名前と活動については聴いていて、お互いに初めて会った気がしない邂逅(笑)
一番驚いたのは、高田さんが黒毛和牛の種雄牛を造成する、民間育種家でもあったということ。和牛関係者ならみな持っている(はず)の「名牛100選」という本があるのだが、その3冊目に掲載されているというのだ!マジ?と持ってきたところ、「あ これこれ これです」と。
撮影:DP2Quattro
その名は「茂重安福」眼をこらせばその所有者の欄に「高田勝」と書かれているのがわかるだろう。
本来的には鶏の専門家なのだ。しかし沖縄在来の豚と出会い、それを埋もれさせることなく残し続けていくためにさまざまな闘いをしてきている。
幸いなことに彼の豚の肉を僕は信頼できる筋からいただき、なんども食べている。だから本当のあぐーとはどんなものか、は、だいぶわかるつもりだ。
実はある番組で彼の取り組みが採りあげられることになっていて、僕はコメントテーターとしてスタジオに入ることになっている。いまから愉しみダ。高田さん、こんどは時間を気にせずゆっくり豚談義しましょう! お寄りいただいてありがとうございました!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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