DP2 Quattroはとうとうお散歩カメラとして最適な実力を得た!豊かな情報、花びらのフカフカした表面のリアルな質感を写し撮るのはやっぱりFoveonセンサーの実力か!

2014年7月14日 from カメラ

_P2Q0114
Sigma DP2 Quattro ※写真はすべてクリックすると少し大きな画像に展開されます。

ようやく週末に時間ができたので、SIGMAのDP2 Quattroを持ち出してお散歩。

DP2Qと略すけれども、色んな人達が言っているように、今回のメジャーアッブグレードで一番大きいのは、撮って出しのJPG画像がかなりいい線いってるということ。それはすでに色んな人が撮って書いているのでここではもう言いません。

けど、やっぱり一番素晴らしいなあと思うのは、シャープネスをかけるまでもなくついてくる、その画像情報だと思うんですね。上の写真はSigmaPhotoProで現像処理をしていますが、シャープネスはいっさいいじっていないわけです。彩度を少し上げて、シャドー部を落とし、花がすこし浮いて見えるようにしただけ。その花びら部分の等倍切り出しはこんなかんじ。

 

_P2Q0114ss

これ、シャープネスを書けないでJPG保存した結果です。普通、商用に出す写真は、印刷するサイズに応じてアンシャープマスクを適量かけるか、もしくはなにもかけないでTIFF画像で渡して、デザイナーさんか印刷所の方でシャープネスをかけてもらうという手順を踏むわけですが、どちらにせよシャープネスをかけないと、細部のディティールが浮き出してきません。でも、DP2Qの場合はシャープネスを書けなくても、もとからかっちりしたディティールが手に入るわけです。

_P2Q0123

こっちの写真もこんな感じ。

_P2Q0123ss

ちょっと花びらの外側に偽色が出ているのだけが気になるんですが、これも現像ソフトで軽減できるはず。すみませんその余裕が無くて放置して現像しました。

_P2Q0127

ある意味、最強のお散歩カメラかもしれません。

もうちょっと書きたいんだけど、外出なので今日はここまで。ぜひそれぞれの画像をクリックして大きめ写真をご覧ください。