2014年6月10日 from 首都圏
そうそう、これを載せ忘れてたね。新宿御苑の中華「古月」は、本店からのれんわけの形で独立した前田君のお店。意欲的な料理をするので、よくつかわせてもらっています。だいたいはムチャ振りで。今回は3月17日に実施した赤肉サミット前日に関係者を連れて行ったときの記録。関係者って、「瓢亭」の高橋義弘君、「カルネヤ」の高山君、そして肉牛関係者にまじって、なんと赤坂「バッカロッサ」の渡邊シェフまで来ちゃったという恐ろしい布陣。つまらないものは出せないよねぇ(笑)
でもこの日も前田君、冴え渡ってました。
さすがに渡邊シェフが来たときには「え、、、『ベッカッチャ』の渡邊さんですか、、、」と絶句。その絶句の理由はのちにわかることになる(笑)
なぜ前田君が絶句したのかというと、それは彼にとってチャレンジ的な一皿を今回用意してくれていたからだ。
その一皿というのは、中華ではあまりイメージが強くないもの。
何かというと、、、これだ!
なんと、ぬわんと、鳩ですよハト。ジビエのスペシャリストである渡邊シェフにハトを出してしまったんですねぇ、、、(笑)
でもこの、軽くスモークをかけたであろうハトの火入れ、塩味の効かせ方が素晴らしかった!深紅のササミ部分のシコッとした食感と味わい、とてもよい!渡邊シェフも「美味しいですよ!」とほめてくれていたぞ。よかったね前田君。
干しなまことあひるの水かきの醤油煮も美味しかった!
一人一つずつの点心も、おもわずおかわりしたくなるほど。
〆の前に、麻辣豆腐。
そして真の〆は焼きそば。牡蛎の肉たっぷり。
大変美味しゅうございました、満足極まりました。
食後は国産のウーロン茶。ミネラル含量の関係か、やはり日本らしく柔らかな香り、しかし繊細でとても綺麗な味!
美味しい食事は人の心をはずませます。この素晴らしい食事のおかげで翌日の赤肉サミットがうまくいったのかもしれないね。
前田君、ありがとう!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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