2014年6月 6日 from 出張
岩手県盛岡市の名物料理といえば冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば、そして福田パンだろう。福田パンは過去に衝撃を受けたあの日(2007年2月)から愛してやまない店である。盛岡に行く日は必ずこの店に出向くし、無理ならば親しくしている県庁職員さんに「頼むから買って来て!」と無茶なお願いをして、盛岡駅まで持ってきてもらうなど(笑)してきた。
何が素晴らしいって、特製のコッペパンに好きな具を挟んでくれるわけだが、ピーナツバターやジャムといった甘い系だけではなく、惣菜系の具材がいろいろあること。それも、数種類を重ねることができるというのがポイントだ。その辺は先の過去ログをどうぞ。
ちなみに僕の定番は「オリジナル野菜+チキンミート+スパゲティ」である。
パンを開くと、なにがどうなっているのかもうわからない状態(笑)
だが、子細に観れば、パンの上の面にチキンミート(鶏肉のミンチを照り焼き風味の味わいにしたのを辛子マヨネーズで和えた感じの味)が塗られ、その下にオリジナル野菜、下面にスパゲティのナポリタンが入っているという布陣である。
これがもう、最強の美味しさなのである。
じつは「チキンミート+スパゲティ」という組み合わせを教えてくれたのは、この福田パンの専務ご自身である。数年前にdancyu誌のパン特集で岩手取材に来たとき、専務にお好みの具材を教わったら、「個人的に好きなのは、、、」ということで教えてくれたのだ。
僕はそこにオリジナル野菜をプラスした、というわけだ。まだ食べたことがない人は試してみるといい。
もう一つ何か頼もう、と思ったが、目に入ったのが期間限定?特別メニューの「ホロホロ鳥ミンチの入ったコロッケサンド」だ。
もちろんコロッケだけじゃやなので玉子をプラス。
うん、美味しい。けど、俺的にはこれにもナポを挟みたい(笑)
この二つで計895円。 福田パンでこんな高価格なパンを頼む人間はあまりいないらしい(笑)
いや、旨かった!また来るよ~
ちなみに最近、盛岡駅の新幹線口を出たところ(北側改札を出る)のお土産屋さんが改装して、福田パンの出張所ができた!その場で挟んではくれないのだが、「じゃじゃパン」などオリジナルの具材パンがある。ここでお土産を買うのもお薦めである。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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