2014年3月 4日 from 日常つれづれ
ということで、早いもんですねぇ、43歳になりました。10年前にブログを始めたと言うことは、32歳の時に始めたわけだなぁ。当時とはいろんなことが変わりました。しかし根っこは全く変わりません。最近、昔からの友人に再会することが多いのですが、「全然変わってないね!」といわれることが多い。いや、体重は順調に増えてると思うけど(笑)
おそらく僕の社会に対する姿勢や主張があまり変わっていないからなのでしょう。そこはきっとこれからも変わらないと思います。なぜかというと僕が言っていることの根源は全て「食べることが大好き」というところから発せられているからです。恐ろしいことにこの食べることに対する執着、あるいは想いは、小学生くらいの時から続いているので、変わりようがありません。
ということで、これからも自分が佳いと思う食をベースに、いろいろと書いていきたいと思います。今後もお付き合いいただけますようお願いいたします。
先日届いた竹鶴酒造の新酒、さっそくいただきました。純米吟醸はねかせることにして、純米吟醸生酒の方を開けました。
このお猪口、ハートマークで可愛い!と思っているアナタ、じつはこれ、ハートマークではなくて日本古来から伝わる「猪目」という文様です。冷や(常温)で注ぐと、濾過していない竹鶴の酒はうすく琥珀色。
このお猪口、横には「酒モアイ」と書かれていて、石川達也の似顔絵。その横には「酒も愛」という、タツヤン一流の洒落。
その後ろにある徳利は「稲夫(いなづま)」模様が描かれている。この辺のウンチクについては「稲夫 徳利」などで検索してみていただけるといろいろ出てきます。
嫁さんの手による菜の花辛子和え、ダシを取った昆布と鰹を、大豆とおジャコと煮たものでお燗を一杯。ああ、やっぱり竹鶴の酒は燗がいい。酸が効いてうま味が深く、料理の味わいを伸ばしてくれる。
竹鶴は今年の酒も旨かった!
いい43歳の一年になりそうです。みなさんどうもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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