2013年12月18日 from 日本の畜産を考える,食材,首都圏
E-M1 12-40mmf2.8 モデリングライトにて撮影
いやー 今日は実に面白かった! といっても仕事です仕事。四国の某県の、赤身の特徴的なおなじみの某銘柄牛、の販促用素材を作成するために、プロ中のプロに集まってもらって撮影を実施したのでした。なので、本日カルネヤのランチはお休みだったのです。目当てに来た方、ゴメンナサイ!
それにしても高山君の肉焼き技術のすごさに改めて感動。人間的に脱力系に見えるので(失礼!)、どうしてもおちゃらけてやっているように見えてしまうのだけれども、実はまったく違う。ものすごい緻密で繊細な肉焼き技術。炭火焼きとフライパン&オーブン焼き、そしてフライパンだけでの焼きの三パターンの仕上がりがほぼ誤差が無く一定に仕上がっている。
感動しつつもこんな感じのギュウギュウのメンバーで進行。
雑誌は月刊「専門料理」、それとは別に販促資料の制作チームとして、敏腕料理本編集者である大沼ッチとデザインチーム。
そして撮影は、、、
柴田書店の社カメを独立し、最近ではdancyuなどでも撮影をしている大山裕平カメラマン。この人、はっきりいって凄腕です。精緻な料理写真を撮る、という印象。
で、冒頭の写真は、彼のライティングで撮影が終わった後、大光量フラッシュについているモデリングランプの光だけで撮影したもの。フラッシュの閃光は一瞬で消えてしまうので、構図を決めたりピントを合わせるために光が必要になる。そのため、フラッシュの発光管の横にハロゲン管やLEDなどで、微弱な光が発光している。それで撮影させてもらったものだ。
料理写真は構図とライティングそれぞれに比重があるけど、そのどちらも大山先生のセッティングで撮影させてもらったので、これは僕の作品ではありません(笑) 見習い弟子がライティングを分けてもらったサンプル写真でえす。実際のフラッシュを焚いて撮った大山君の作品は、いずれ冊子になるのでその時にまた紹介しましょう。
このカット↓もそういうことで。100倍美しく美味しそうに写っている本番をお楽しみに。
さて、どんな仕上がりになることやら。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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