2013年6月20日 from 出張
いやまったくここはヤバイ!というお話し。
愛媛県は松山に来ているわけだけど、この地は僕にとってはホームです。仲間が一杯いる。しかも飛行場まで迎えに来てくれて、すぐさまホテルに送迎してくれて、そんでもってとっておきの店に連れて行ってくれる。ありがたくてマジで涙が出そうです。
その先導役が、愛媛県の食べ物ブロガーの中でも本まで出して頑張っている"いけちゃん"だ。
■いけちゃんブログ 四国松山を中心としたグルメ食べ歩きと雑記
http://matsuyamamisyuran.cocolog-nifty.com/ikechan/
このいけちゃんの膨大な愛媛食べ歩きデータの中で、「やまけんを連れて行くならこの店しかない!」ということで連れて行ってもらったのがこの店。名前は本文中では書かないことにする。だってここは松山周辺の人たちの憩いの場。激烈に旨い、盛りがいい、そして驚くほど安い!こんな店に県外人は来ちゃダメ。もっと他のところでお金を落としましょう。けれどもどーしても識りたいって人は、いけちゃんブログを徹底的に探して詳細情報を得て下さいな。
「ここはねぇ、いろいろ食べたいなら、多人数で来んといかんのよ」
ということで、総勢7名が待ち構えていてくれた。
お品書きを見るとふつうの焼き鳥屋さん?と思うが、、、
「いやいや薩摩地鶏だし。ここで食べなくていいでしょ」
と言われる。えっじゃあ何がお薦めなの!?
「まずは刺身だよさし身。」
えーと 資源が激減しているマグロを、おれは極力喰わないことにしてるので、それ以外。コチ、石鯛、タコ、キンメ、釣サバにオコゼ。あとは天ぷらでハモ、穴子。アジフライ。とりあえずそんな感じで、あとは全部来てから考えようね、となだめられた。
本来は右から左までぜーんぶ頼みたい!けど、「それやったら死ぬから(笑)」とマジで留められる。
そして後ほど、確かにそいつは無理だったと自然体で得心することとなるのであった!
以後、もういちいち書いてられんので、めくるめく体験を写真で味わって欲しい。
タコぶつ。
金目鯛。
ハモ天。
釣サバ! もっちんもっちんの新鮮食感!
穴子の天ぷら!穴子の身肉のスバラシキかほり!
石鯛。この石鯛、超大物をその場でさばいていた!すんげー旨い!身がいかってるのに、旨みも醸成されているほどよい加減だ。あとでもう一皿追加しちゃった。
ところで、これらのネタは写真に乗っているのが一人前で、だいたい600円(!)。すげー安いんだよ、、、
なんとセミエビの天ぷら!
ふにゅっと軟らかくそして実に甘やかな、純なるエビの味香り。素晴らしい!
ぐああああこいつは死ぬ!この豪快な盛りで一人前のアジフライ、特製タルタルソースつき!
これで白飯喰って終わってもよいと思える味だ!
まごちの薄造り、肝をポン酢に溶かして。
焼酎漬け盛り合わせ。
オコゼの薄造り!なんて繊細な香り、静かな旨みなんだろう、、、
そしてなぜだかわからぬが牛ロースカツ!これがまた素晴らしい。油脂をとりたいという根源的な欲求をかなえてくれる!
キンメの兜煮。
牛ステーキ。
でました愛媛県名物のじゃこカツ!
そしてフィナーレは、牛すじカレー!
ヤバイほど食べ、珍しく一軒で満腹に。幸せなひとときでした。この店はスゴイ!
ということで、愛媛の友達よ、ありがとう!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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