新潟県の美しき春の美味、”木の芽”。なんの木の芽?これはアケビの蔓、若芽。ほろ苦いワカメに生卵と醤油をまぜて食べるとこたえられない!

2013年5月19日 from

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これはもう、超絶美味です。

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土曜日、葉山のクック&ダインのレストランにて、牛肉を食べる会の露払いで講演をしたのだけれども、その謝礼として旨いもの喰わせてとお願いしておいたら、料理人のブンさんがこれをお土産に持たせてくれたのだ。

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関東以南の人にはあまり縁が無いかもしれない、これは山に生えるアケビの蔓。春になると若芽が出てくるので、それが硬く成長しないうちに摘む。新潟の中越地方の人たちはこれが大好きだ。もちろん新潟だけじゃない、僕はこれを山形県の山の集落でいただいたことがある。その時はさっとゆがいたのを醤油でおひたしにしたのを食べた。ほろ苦さとクシッという瑞々しい食感がたまらない美味しさで、忘れられない味覚だった。それにまた逢えた!

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軽く茹でてから適度な長さでカットされている。

「これに生卵をおとして、醤油を混ぜてかき混ぜて食べると、もー最高なんだよ!」

とはブンさんの弁。

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早速やってみます。

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大地を守る会の、国産飼料100%の平飼いたまごが来ているので、これを落とす。黄色みが淡いのは、コーンをほとんど食べさせていないから。

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愛媛県大洲市の梶田商店が満を持して発売した再仕込み醤油をちょろりとかけてかき混ぜる。

撮影したあとぱくりとやると、クシックシッと瑞々しい食感、しみ出す爽やかに蒼くほろ苦いジュース、たまごの黄身の旨さと醤油の香りが口の中で渾然一体となって、こりゃあ新潟の人でなくても好きになっちゃうよ!旨い!

ブンさんありがとう。土曜日のことは明日にでもブログアップするね。