2013年5月13日 from 食材
■Nikon D800 Tamron90mmf2.8Macro
いつもながらうちの会社は、年度初めは比較的出張も少なく、落ち着いている(これでもね)。今週末は山形と北海道からいただいた山菜が食卓を飾った。
まあどんな会の洋子さんが、白鷹町の山で穫ってきてくれたタラノメ。
数ある山菜の中で、最も見目麗しいといえばこれではないかと思う。
しっかりした根本の部分と、成長点に近い部分とのコントラストが、実にすごい。
だって、先端部はこんなだよ!
寄ってみるとうげげっとなるような姿形だが、実に有機的だ。
そしてコゴミ。
山形のコゴミは本当にクセがなくて、味はあって旨い!
そしてコシアブラ。
うちの嫁さん、どうもコシアブラ食べるとかぶれるみたい。唇が腫れてました。けど美味しいからねぇ。ウコギ科独特の香りが素晴らしい。
さあそしてギョウジャニンニク! 北海道の音別と足寄で短角牛を500頭規模で育てている、北十勝ファームの上田さんが、大量に大きな株を贈ってくれました。
でかいのは三年ものとかだろうなあ、素晴らしい貴重品。
音別のギョウジャニンニク、素晴らしい風味だ。豚肉と炒めて、味噌汁に入れて、パスタに炒めてと愉しみました。中でも味噌汁に入れると最高!落ち着いた味のはずの味噌汁が、過激な汁物になる!
山菜は山の神秘の結晶だ。だって、人間は畑で肥料をやって作物を育てるけれども、山菜は肥料などなしでぐぐいと育つ。そして、山から穫ってきてハウス内で栽培した山菜と比べ、山にあるものの方が、味も香りもはっきりと濃い。このメカニズムは科学ではいつまでたっても解けないだろう。けど、厳然とある事実だ。
それを定期的にわかるために山菜をいただく。ありがたい存在です。洋子さん上田さん、ご馳走様でした!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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