先日書いたSIGMA社のDP2m。40mmという標準域の焦点距離で何を撮っていたかというと、こんな感じの料理写真だ。でも、このカメラの真価は、こんな小さな写真ではわからない。
試しにスプーンの部分を拡大してみる。シャープネスはかけていない。TIFF画像に書き出したのをそのまま等倍に切り取ったのを、下の画像をクリックすると表示するようにしたので、ごらんいただきたい。さすがにTIFF形式だとなんなので圧縮ほとんどなしのJPGにしましたが、それでも1.26MBあります。
どうですか!?こんな写真を撮れてしまうのがSIGMA社のもつFoveonセンサーというすごい技術なのであります。ローパスフィルタがないので、シャープネスをかける必要がないほどに精細。米粒の質感なんか素晴らしいですね。
けど、うまく撮るのは結構苦労する。また、DP2mだとすこし広角寄りなので、料理を厳密に撮ろうとするとすこしパースがついてしまう。ということで、DP3mはちょっとわくわくしちゃうのだ。
シグマDP1&DP2merrillマニュアル (日本カメラMOOK) 日本カメラ社 2012-11-30 売り上げランキング : 16172 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。