2013年1月28日 from 食材
明日はとある理由で、5種類のバナナが事務所に届く。船便が一日遅れて、ほんとうは今日だったはずなんだけど、輸入品にはよくある話。
生食用のバナナは、青いままで輸入して室(ムロ)と呼ばれる熟成庫に入れて色づけをする。エチレンガスを含ませて、追熟を早めるのだ。これをしないとあの甘さは出てこない。バナナ熟成業者のムロに見学に行った時、まだ青いのを囓ったら、口中にしゅわしゅわしゅわと強烈な刺激のアクが突き刺さる。えぐくて苦くてなんだか恐ろしい味で、しばらく口が元に戻らなかった。
ムロでの熟成は加減が大事で、経験によってどれくらいかけるか、温度と湿度はどれくらいにするかを決めるそうだ。ちょっとやってみたい分野では、ある。
ということで、
明日の午後以降、うちに来る人はバナナでもてなします。熟してないバナナもあるかもしれないけどね(笑)
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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