2012年10月10日 from イベント,日常つれづれ,農村の現実
山形県の在来作物研究会の活動、アル・ケッチャーノの奥田シェフ、多くの生産者さんの取り組みがとうとう映画になった。
在来作物件の会に最初に行ったのはもう5年前だったんだなぁ、時の過ぎるのは早い。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2007/12/post_1094.html
この動きに関わる人たちの映画ができた。江頭先生から試写会に誘っていただいたのだけれども、僕はお金を払って観に行くつもりだ。10月20日からロードショー。日本の映画界でも、「フードインク」や「ありあまるご馳走」、「キングコーン」や「モダンライフ」などの、農村や食事情に関わるシリアスな映画ができればいいのに、と思っていた矢先なので、大歓迎したい。
と思っていたら、山形県の一戸女史から連絡があった。
昨年、山形市で開催された「国際ドキュメンタリー映画祭」で上映された、「よみがえりのレシピ」という映画があります。山形の在来作物と、種子を守り作ってきた生産者や、地域の取組み等を取り上げたドキュメンタリー映画です。現在、山形県内各地で上映会が開催されているのですが、東京でも10月20日(土)から11月中旬まで、渋谷のユーロスペースで上映されます。
↓「よみがえりのレシピ」ホームページはコチラです。
http://y-recipe.net/
私も、昨年の映画祭で観ましたが、「山形県の野菜の豊富さ、美味さの源は、ここにあった!」という感じがしました。アルケッチャーノの奥田シェフや本長漬物店、赤カブ、赤根ほうれんそう等々も登場しています。
「食べて支える」って大事なことだな、と伝わる映画になっています。都会の方々にも、ぜひぜひ観ていただきたいので、何卒、ご紹介お願いします。山形は、収穫の秋を迎えています。
山でとれる赤カブは「霜が降らないとおがってこないのよ」と、昨年、尾花沢の生産者のおかあさんに聞きました。昨年漬けた赤カブの甘酢漬けがあんまりおいしかったので、今年は、ひと冬食べられるよう、たくさん漬けようと思っています(日本酒のつまみ用に)。よろしくお願いします。
ということで赤カブを所望しておいた。映画も楽しみだけど、赤カブが届くのが楽しみだ!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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