■撮影:オリンパスOM-D 45mmF1.8 フラッシュFL-600R
とっても嬉しいメールをいただいた。僕が書いている文章を見て、僕の母校である自由の森学園に娘さんを入学させた、という方からだ。
自由の森学園の食堂では、僕が入学した27年前の時点で、契約栽培の米や野菜、無投薬の肉類、亜硝酸塩を使用しないハムソー、ノンホモパスチャライズ牛乳などを生徒に食べさせていた。ただの食堂ではなく、食生活部という部局が学校内にあり、学科とならんで「この年代の子達に何を食べさせるべきか」を真剣に議論し、実践する希有な学食だ。
その辺の話は、拙著 「日本で一番まっとうな学食」に書いたとおり。メールを下さった方も、この本を読んでいただいて、娘さんを自由の森にやることを決意してくれたとのこと。もちろん娘さんも「埼玉のあの学校にいきたい!」と言ったらしい。いま、入学して一年目の彼女は元気に過ごしているそうだ。
そのKさんから、お礼に友人の農園で造っているトマトジュースを送りたいと連絡をいただいた。それが写真の、南阿蘇の小泉農園のトマトジュース。
ミディトマトだけを使用していて、すっきりした甘み、奥行きのあるコクの美味しいトマトジュースでした。トマト臭さはないので、スキッとしたブラッディマリーを作るのにもいいかもしれない。ただし、少量生産だそうで、現時点では在庫がまったくないそうです。ご家庭用の取り置き分を送っていただいたみたい。どうもありがとうございました!おそらくしばらくすると収穫シーズンになり、また製造されるでしょう。
小泉農園の奥様もお手紙を同封して下さったのだけれども、なんと僕の大好きな望月製麺所の泉田社長の奥様と知り合いだそう。なんだか、食べ物つながりはどこまでもつながります。
熊本のKさん、そして小泉さん、どうもありがとうございました!いつか自由の森の学食にご飯を食べにご一緒したいですね。娘さんにもよろしく!
日本で一番まっとうな学食 | |
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このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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