2012年6月 6日 from 出張
7月2日に熊本で、丸菱という食品・厨房機器の大手商社がコンベンションを開催する。そこで、なんと赤肉サミットで肉を焼いてくれている岸本シェフとのコラボで、牛肉のセミナーをやることとなった。
牛肉といってもタスマニアビーフなのだけれども、通常のオージービーフとは違い、タスマニア島の草資源は非常に良質。100%グラスフェッドのタスマニアビーフのなかから、よい個体を輸入している企業のセミナーで岸本さんと僕に声がかかったという次第。
タスマニアビーフかぁ、と思ったのだけれども、肉を食べてみたら悪くない、どころかある部分は非常に佳い。ということで、真空パックで輸入されたものを一度剥いて長期熟成しなおしたものと、通常のウェットエージングのままの肉を食べ比べるということをやります。
熊本の飲食業者さん、もしいらっしゃるならぜひセミナーでお会いしましょう。3,4日の午前・午後にそれぞれセミナーを開催するので、都合4回やります。
この週は忙しくて、イベントが終わった翌日の5日には京都に向かわねばならない。ひえー東京に一度戻るか!と思ったのだが、よく調べてみたら熊本~京都間は新幹線で3時間半で着くらしい。なんともすごい時代になったもんだ、ということで直接熊本から移動することにした。
そうなると、いつも使っている航空会社のツアーパックを使えない(往復で飛行機を使わないと割安にならないのだ)。それじゃあ、と思い、宮崎に本社を置く独立系航空会社のソラシドエアーを使わせてもらうことにした。
ソラシドエアーはスカイネットアジア航空という会社のブランドだ。羽田へ行くといちばん左端のカウンターがスカイネットアジアのものとなっている。東京と九州(長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)を結んでいる。
実は先日、宮崎が誇る食品スーパー「フーデリー」のリエちゃんに誘われ、ソラシドの社長である高橋さんと面会をしてきたのだった。
日本政策投資銀行から社長に就任した高橋さんの語り口は熱くて、しかも「乗ってみたいぜこのエアー!」と思うような内容だった。機体の刷新も進めていて、手前にある模型の最新鋭機に順次置き換えが進んでいるそうだ。リエちゃんはこのソラシドの機内サービス等についていろいろアドバイスをしているらしい。
ご存じだろうか、実はこのソラシドで九州に行くと、28日前までに予約をすれば、税込9700円という破格値で搭乗することができる。ということで無事予約しました。さてどんな機内なんだろうか、楽しみだ。
ということで、7月も熱くなりそうです。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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