島根県雲南市の食フェア in 大手町ビストロ・リヨン 木次の里の自然が思い出される。またあの風景と食材に逢いに行きたいよ!

2012年2月10日 from イベント

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島根県の、いや全国の低温殺菌牛乳の雄と言ってよい存在といえば「木次乳業」(←”きすき”と読みます)だ。その木次が誇るバリバリ営業ウーマンの加納さんから連絡があった。

「大手町のビストロリヨンという店で、木次乳業のある雲南市の食のイベントがあるんですけど、いらっしゃいません?」

おお、それはもう加納さんからのご招待なら行きますよ、と伺った。

ビストロリヨンはオールアバウトのフレンチ案内人をしている嶋さんが経営する店だ。彼は僕が常用している自家焙煎コーヒーPicoでよく合う顔で、自分の店舗で短角牛や梅山豚を使ってくれたりしてきた。最近彼は地域とのコラボレーションをよく開催しているようで、いよいよ雲南市に来たかぁ!という感じだ。

 

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会場内はメディア関係者を中心に、いろんな面々が集っていた。

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出雲蕎麦と、雲南の生産者さんのお米リゾットのサラダ。アルデンテでヴィネガーを吸わせた米のエッジが立っていて、先鋭的な味わい。

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蕎麦も、オリーブオイル効かせるとパスタになるのが楽しい。

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雲南牛のゼリー寄せにカブのピクルスを添えて。すみませんメニューカードを家に置いて来ちゃったので正式メニュー名が分かりません!

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島根県は黒毛和牛の名産地だ。あまりそんなイメージがないかもしれないけど、優秀な種牛がけっこう輩出されている。

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ゼラチン質をゆるくまとめた牛の風味と、寒さでこりこりと細胞が引き締まったカブのピクルスの取り合わせが美味しい。

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料理を食べながら、食材提供してくれた生産者さんや業者さんの紹介も。

こちらの方は唐辛子関係の商品をPR。頭や胸に唐辛子グッズが着いている(笑)

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そして我らが木次乳業の加納さん。

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木次乳業の日登(ひのぼり)牧場で放牧されているブラウンスイス種の牛ちゃん達と、創業者の佐藤忠吉さんのポスターを広げると、会場内から「可愛い~!行きた~い!」の声が!

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さまざまなプレゼンを聴いていると、僕のように木次乳業など、人間関係があって訪れているところ以外にもいろんな面白いスポットがあるようだ。もっとじっくり雲南に浸らないとな。

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赤唐辛子味噌?を使ったペンネアラビアータ。

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美味しくないはずがありません。もっと辛くしてもよかったよ~

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そしてメインはやっぱり黒毛和牛。

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ほほ肉の下に敷いてあるのはダイコンです。もっと色とりどりの野菜が欲しかったらしいのだけど、いま厳寒期にて、根菜類しか獲れません。しかもにんじんもなかったとのこと(笑) 寒さには勝てないのですよ。また、春以降に再度やってください!

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でも、十分に美味しゅうございました。黒毛はローストかはもういらんけど、頬とかモモ肉は旨い!煮込みにすると濃い風味がばっちりワインに合うしね。

そして待ってましたデザートは木次乳業のフロマージュブランと、雲南市のバラのエッセンスをソースにしたもの、そして木次の牛乳アイス。

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フロマージュブランの透き通った乳脂肪分に、バラの香りの蜜が絡んですばらしい味。女子、大喜び。

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そしてアイスクリームの美味しいこと。パスチャライズ乳でないとこのクリアな味わいは出ない!あらためて生乳の質の高さ、殺菌方法の大事さを思う。

いや、いい会でしたね。次年度は雲南市に足を運びたいと、市役所の方々と語り合ったのでした。ご馳走様でした!