2012年1月10日 from 出張
いや酔っ払った酔っ払った!申し訳ないけど軽~い報告ね。
山形県庁のストロングなお仲間達にメールして聴いたが、やはり天童だと水車生そばがイイよということ。そうかそうかとホテルにチェックイン後すぐに足を運んだ。
店に入り、座敷に座ってあれ?と思う。この風景、俺は一度来たことあるぞ! そういうことは、俺は忘れないのだ! と思ったら、やっぱり来てました(笑)
■http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2007/07/97.html
そう、山形における蕎麦の師匠である芳賀さんに連れてきていただいていたのであった!今回も芳賀さんにメールしたんだけど、出張されているのか連絡つかなかった。けど結局、芳賀さん御指南の店に来ちゃったという結末でした。ふふふ。
個人的にはそれほど好まないけど、出羽桜の吟醸。なんでかっていうと、アル添ブワブワのフルーティー系なんだもん。けどまあ、地元に敬意を払って。それと山形正宗の乙七。これは純米で、お燗もつけてくれるというのでお願いする。こっちが大正解!骨太のイイ酒でした。
それにしても、前にきたときには蕎麦しか食わなかったけど、この店、つまみがいい!
上は牛スジ煮込みだけど、アキレス腱がこれでもか!というほど入ってて、クニーッとした食感で最高です。こんにゃくは苦手なのでN君に食べてもらったけど「こんにゃくも美味しいヨ、これ」とのこと。
その後ろにあるのはメンマ。
これがまた素晴らしい、、、ラーメンに入ってる臭いのではなくて、どうやって戻してるんだか、実に綺麗な香り、筋張ったところまったく無く、柔らかな食感の極上メンマだ。
これで350円!
お新香は、季節の青菜漬けを刻んだ「おみづけ」と割干し大根の醤油漬け、こなす漬けにカブの浅漬け。
なぜかシロコロホルモン焼き。
ジャンキーに旨し、酒進む。
注文時に「時間、かかりますよ」といわれた、じっくり焼かれたらしきイカ生干し。
実に立派な一パイ分。しっとりした干し加減、美味しい。
そば屋のだし巻き卵は例外なく旨い。
奇跡のメンマをもう一皿おかわり。
この時点でお燗も冷や酒も追加していて、もう俺的にはべろんべろん。ふだん、なるべく酒を飲まないようにしているので、呑んだときはドカンと酔っちゃうんダ。
そろそろ麺を、と言うことで、実はこの店の名物という鳥中華。
山形名物・冷たい肉蕎麦の暖かいバージョンかと思ったら違った。麺は中華麺で、鶏肉入り、天かすののった醤油ベースの鳥スープ麺。
いや、もちろん実に美味しい! こっちは寒い!だから温かな汁ものが食べたくなる。でも、蕎麦の甘汁よりも、脂の浮いた動物性の旨みが入ったのが食いたいというニーズにぴったりだ!
ひそかに、天かすがいい味だしている。
これに加えて、もちろん板そばもネ!
いやー 酔っ払って食ってくって、はらくっちい。
そんなわけで、はい、酔ってフロに入ってぼーっと上気しながらの報告。終わり。今日はもう寝ます。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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