というわけで、先週は高知入りだったのでありました。僕だけで遊びに行った訳じゃない。そうそうたるシェフ達とともに、あかうしに逢いに行くという旅だったのだ。
メンバーきいて驚いてちょうだい! アクアパッツァ日高シェフ、銀座レカンの高良シェフ、リストランテ大澤木村シェフ、そしてカルネヤ高山シェフの4人である。どうですかこの剛軟おりまぜた素敵な面々!羽田空港到着時、顔ぶれの多彩さに我ながら嬉しくなっちゃったのである!
おりしも都内は夜にいきなり雪が降り、足下はシャバシャバ。凍てついた道路で、タクシーものろのろ運転。みんな集まれるのかなぁと思ったが、きっちり全員集合。さすがです。
そして高知に到着!まずは空港の眼の前にある高知大学農学部の放牧場にお願いして、いつものごとくあかうしさんとふれあっていただく。
いつも思うんだけど、高知大学はこんなに空港に近い立地で、学内でフルーツやら野菜やら牛さんやらを飼っているのだから、なにかカフェとかレストランとかやればいいのになぁ。時間限定でもいいんだから。
大学の先生や学生さん達がシェフ達を案内してくれると、うしさんたちがみな 「おっ なにか食べ物、もってきてくれたの?」と勘違いして、わーっと寄ってくる!
うわーーーーーっ なんだか可愛いね! と牛さんを間近でみるシェフ達。そうだよね、ほとんどのシェフ達が、実際の牛を観るのは初めてだという。
「いやそんな機会ないですよ、ホント」(レカン高良シェフ)
そうですよね、で、どうすか?
「マジで可愛いッスね!この牛、900kgくらいかな?俺、競馬やってるから重さだいたいわかりますよ(笑)」(カルネヤ高山シェフ)
黒毛和牛やホルスタインと違って、多くが人なつこい性格の土佐あかうしは、こういう場を作り易い。やっぱりいつもいただいている肉、ではなく、生きている牛と出会うということは大切なことなのだ。
さてお次はフルーツトマト。この旅は土佐あかうしとの出会いがメインテーマなのだけど、県の方で「なにそんな素晴らしいシェフ達が!」と勝手にいろんなオプションツアーをつけてくれたのである。
あと1ヶ月くらいすると最盛期になるフルーツトマト、冬の寒空の下、ハウス内でじんわりゆっくりと育ち、糖度をためていく。
こんな風にハッキリとしたスジがはいってるのが、味が溜まっている証拠です。
さてたっぷりトマトを分けていただき、昼食へ。食べてもらうのは、もちろん(笑) 高知が誇るど迫力カレー、「野獣カレー」を食べることができる焼肉「桜館」です。
ここで期せずして、銀座レカン高良シェフとカルネヤ高山シェフが焼いてくれるという行幸が!
同行メンバー一同ラッキー!
そしてあかうしの焼肉を塩で堪能した後は、でてきましたの野獣カレー。
すごいなぁ、このカレー!と皆様に好評いただきました。
さて、こんな感じでツアーは始まったのであります。まだまだ続くよん。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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