2011年11月10日 from 出張
さてハワイ三日目の夜はやはりローカルフードレストラン。僕が、一日目のサイドストリートインをすっかり気に入ってしまったからか、いい店に連れて行ってもらった。
この店はどちらかというと、現地の人たちが、それもアッパーの連中、おしゃれな人々の集まる店らしい。たしかに他の客席を見渡せる側に座っていたうちの嫁さんが「まわりの、ちょっと偉い感じのハワイアンの人たちが『なんでジャパニーズが?』って眼でみてた」と言っていたほど、回りに観光客はいない。
コナと言えばこのビール!ロングボードで乾杯。そして、ローカルフードということでやっぱり前菜はアヒポケからだ。
ちょっと色再現に難ありの写真だけど、この店内はすんごく暗くて、ISO感度5000以上で撮影している。ので、ご勘弁。
ハワイのローカルフードは、味付けが濃いのが僕好みだ(苦笑) ただしサラダの野菜は必ずしも飛び切りのうまさというわけではない。だからこそ、ドレッシングに無茶苦茶に味付けをするのだろう。
サイドストリートインでもおいしいと思ったのが、アサリの炒め物。にんにくどっちゃり、味付けもなにやらいろんなシーズニングソースがまぶされてて、これはもうはっきりおいしい。日本人ならあっさりにんにく、白ワインに塩コショウで味付けしそうなところだけど、こっちのはそれじゃ終わりません。この汁だけをパスタに吸わせてもうまそうだ!
さあ、そして満を持してのフライドライス。
おお、この店のフライドライスにはホウレンソウがたっぷり入っている。卵にランチョンミート、ポルトガルソーセージ、玉ねぎ、浅葱などやはり具だくさん。さてこのフライドライスのお味は、、、
「!!!!!!」
隣にいた、太郎さんと目を見合わせてしまった! これはうまい!味付けは意外とさっぱりめにアロハ醤油などの風味がまとわりついているようなかんじだが、このホウレンソウが合うし、具の雑然とした切り方がいいのか、実に迫力ある味だ。サイドストリートインよりも甘辛度が控えめ。それが全体をシャープな印象にしているのか。
太郎さんは飲料の伊藤園のハワイ駐在。ハワイのスーパーにはどこでも緑茶商品が置かれているのだ!彼も実にローカルフード好きらしく、いろんな店を知っているとのこと。それでも、この一杯目のフライドライスには驚いたらしい。
「これはうまいなぁ、、、」
「もう一杯食いたいですねぇ、、、」
そう、みんなでシェアしてるから、食べたりない!ということで思わず、もう一杯頼んでしまった。
しかしここで思わぬ事態が!
再度運ばれてきたフライドライスに嬉々としてかぶりついた僕らは、今度は「???」と見詰め合ってしまったのだ。
「さっきよりおいしくない、、、」
「味の輪郭がぼやっとしているというか、テキトーに作った感がありますね」
うーん、 これもハワイなのかなぁ。 一皿一皿かなりばらつきがある。それもまたマイペンライですかね。それにしても、あの一杯目のフライドライスは旨かった!
「じゃ、デザートは少し歩きますけど、ハワイで一番美味しいマラサダを食べましょう!」
マラサダは日本にも上陸しているのでご存じだろう、ふわふわ揚げドーナッツみたいなやつである。ちなみに横浜に上陸してるのもこの店、Leonard'sである。
いろいろ並んでるけど、マラサダはオーダーしてから揚げてくれて、ホカホカをくれる。
これがもう、ふんわふんわのアッツアツ、そして砂糖がびっちりまぶされたヤバイ食べ物である。
甘い、甘いぜ~! 二個でギブアップです。砂糖はピンピンはじいて落として食べたけど、それでも十分甘い!
おそらく僕がハワイ駐在員となったとしたら、、、2ヶ月後には5キロ、半年後には10キロ体重が増えているだろうな。危ないぞぉ。誘惑に負けないようにしよう。けど、また行きたいよ、、、
さて翌日の午前中は、太郎さんが、絶対に観光客は識らないようなローカルフードを案内してくれるという。楽しみだ!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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