TPPを巡る状況がいよいよ白熱している。 しのはら孝さんのブログを読んで、米韓FTAと日本のTPPとの違いなどを理解する。

2011年11月 8日 from 農政

いつも 「これ読んで」 と書いているブログだけれども、前・農林水産副大臣の篠原孝さんのブログを読んでいただきたい。TPPに関して、大新聞やテレビ等で流布されている「参加しなければ国益を損なう」という抽象的な話が、まったく根拠のない話であり、すでに諸外国がどのようなポジションになっているかを識ることができる。

WS000001
しのはら孝さんのブログ

実は、このページの右上に「メールマガジン申込」というのがあり、登録しておくとブログにアップされる前に記事が届く。その記事には、ブログでは公開しないけどメルマガ読者だけには、という限定された、非常に貴重な情報も多い。

だから、この人の農政に関わる話に関心があるならば、メルマガ登録しておくといいと思う。大丈夫、ご多忙な方だから通常、記事は1週間に一通もなく、みなさんの情報を圧迫することはない。けど、ここ二週間ほどは、かなり彼も精力的に書いている。

それはつまり、現職の議員が自分で筆をとらねばならぬほど、この国のメディアがきちんとしたことを伝えていないということの現れだと思う。

それにしても、岡田幹事長のここ最近の発言は酷いね。昨日の民主での経済連携プロジェクトチームの総会では「戸別所得補償制度は貿易自由化のためにある」などと発言したらしい。それは完全に間違いだし、彼のホンネが透けて見える。そしてそれは野田首相のホンネでもあるのだろう。

彼ら内閣が負の歴史に残ることのないよう、心から祈っている。