いやー参った。最近の高級コンデジの画質はどこまで行くんでしょう!?
オリンパスPENシリーズを返却後、別の会社のハイエンドコンデジを今日、手にしたのだけれども、これホントにコンデジ?という感じで驚いてしまう。
だって、ほらこの通り↓ 結構ぼけるんだよ!
しかも、広角端と望遠端、中間のどこで撮っても高画質で、ボケも美しい。
またこのカメラの素晴らしいところは、レンズの焦点距離の表記が35mm版換算の数値でついているところ。28mmとか50mmとか100mmとか、35mm換算の数字のほうがわかりやすいから、パッと合わせられる。
人物を撮る時、初期設定の状態でいきなり顔認識しかもきっちり瞳にピントを合わせてくれているようなかんじだ。
撮影終了後、近くのお店で気になるところがあったのでランチ。イタリアンの、安いスタンドバー的な店なのだけども、なんだか本格的な料理を作っていそうな雰囲気だったので入ってみた。
ラ・カンティーナ・カンツェミと言う店名だろうか。カンツェミ?と気になった。実はうちの嫁さんの大学同期生が、青山のイタリアン老舗「アントニオ」の息子さんで、カンツェミ君だったのだ。実は、身内を集めての結婚式をアントニオで開催したのでありました。
パスタランチは700円台で、ものすごくリーズナブル。けれども、厨房はかなり広くとってあって、これはちゃんとした者が出るんじゃないか?と思っていたら、ビンゴ。
手前が日替わりプレート、魚介のトマトクリームスパゲッティと、タコのサラダに豚のピラフみたいなの。ガッツリ系だ。これに合わせてミートラグーのフジッリも頼んでしまった。
このパスタが美味しい!冷凍麺にレトルトのソースからめただけで出てくるチェーンのものとは全然違う!
ショートパスタをからめたラグーもしっかりした味、質実剛健で美味しい。
尋ねてみたらこの店、アントニオの惣菜部門にいた料理人さんが作っているのだそうだ。やっぱりね!
いや、予想外に美味しいランチをいただいてしまいました。けれどもすごく心配にもなった。こんなにレベル高くて美味しい店が、いまランチ700円台でも、編集者さんによれば「この辺じゃ高い方なんですよ」という。マジですか。飲食店は本当にやっていけないよね。
今日、撮影していただいたカメラマンさんも「どんどん仕事が無くなってますよ」という。いったい、その代わりにどこが儲けているんでしょうかね?
まあそういう嘆きはともかく、このカメラ、すごい出来です。このエントリ、一眼レフで撮ってると思っている人もいるだろうけど、全部コンデジで撮ってます。本気でビックリしました。
今夜からまた宮崎いってきます。明日、某局のテレビ収録です。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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