2011年10月28日 from 出張
宮崎市にて、講演~コンサルの2連戦。初日、農協関係者さんたちへの講演終了後、別口で宮崎市内の生産者さんたちと交流会。
他町村との統廃合もあったりして、宮崎市内は県庁所在地と思えないほどに農地があるのだ。
自分の作ったショウガをいろんな食品事業者に納品して、漬け物やせんべいなどを作ってもらっている。
これはずっと以前にも書いたかもしれない、ミディトマトをパスタソースにして好評販売中!の生産者さん。
キュウリ生産者で、こんど農業者弁論大会に宮崎代表で出る熱血漢! ブルーム台木で育てたキュウリ持参。皮の食感がかなり柔らかく風味のあるキュウリだった。
キュウリのハウス内で使用する水温自動調整装置を自分で作ってしまった生産者さん。5トンもの水槽も鉄板買ってきて溶接して作ってしまったという。
彼らはほとんどが、いちど家を出て他の仕事に就いた後に農業に戻ってきた。だから農家の中でもちょっと突出した経営マインドを持った人ばかりだ。
そしてこの夜、会場となった「ぐんけい」の若旦那である黒木さんもご来場。
どれも上質、品質のよい地鶏を食べたければまちがいなく宮崎でも随一のレベルだ。
ぐんけいで出している鶏はもちろんみやざき地頭鶏。生産者さんと契約で毎日、と畜して数時間後のフレッシュな肉が供される。その味わいは実にクリアで清々しい、、、 のだけれども、それ故になんというか、地鶏炭火焼きにあってほしい「強い個性」みたいなのはあまりない。ちょっと美味しすぎるのかもしれない。
こんどヒネ鶏の炭火焼きも食べたい、とお願いしておいた(笑)
さて、これから二日目の行程です。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。