信州・伊那への出張で出会った、絶品の鹿カレー by ざんざ亭 その2

2011年9月27日 from 出張

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ざんざ亭という名前の由来だが、伊那市の入野谷地区周辺に伝わる郷土の座敷歌「ざんざ節」から来ている。この地域が昔、農作業に馬を使う(馬耕)をしていたからか、馬にまつわる節が多い芸能だ。若い二人がこんな郷土の芸能を冠した宿を営むというのが面白い。

なんつっても、ここに来るまでの道のりにおける、どだーんと広い青空に黄金色の稲穂、そして横たわる山脈の風景がもうそれだけで癒しの薬だ。

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しかしこのざんざ亭周辺がまた、非常になんつーか力を感じる土地だ。

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「ざんざ亭」なるバス停まであるでよ。

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すぐ前を川が流れている。白く濁った水だが、これは前夜に雨が降ったから。なぜ白いかというと、この地域はどうも石灰質の土質らしく、それが溶け出してくるのだ。

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村のたたずまいは実に端正だ。

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久しぶりに、座敷に座布団を引いた環境で、講演をした。

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これがとてつもなく心地よい。

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講演終了後、酒盛り開始!

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なんと、ざんざ節保存会の方々が正調「ざんざ節」を唄い踊ってくれた!

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いやそれはもう味わいの深い芸でございました。いいものを見てしまった、、、

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もちろん踊りを教えていただいて、僕もみようみまねで踊りましたとも。

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こうして夜は更けていった、、、で、鹿カレーは?すみません鹿カレーは翌朝の朝食なのです。つづく。