2011年7月 6日 from 食べ物の本
はい、今月号のdancyuは実に実に佳いです。カレー特集、まだまだ知らなかった旨い店が結構出てる!お茶の水の「ジャズ オリンパス!」、新代田の「ピピカレー」、今すぐにでも食いに行きたい!
で、ちゃっかり書いてます。ていうか、すっげー気合いを入れて臨んだ企画です。
代々木の名店「野菜を食べるカレーCamp」をご存じだろうか。いまや超人気店で、池袋駅と品川駅の構内にもCampエクスプレスという店があるので知ってる人も多いだろう。あれはちなみにNREとの契約店で、Campが技術とサービス指導をしている業態だ。本場はやっぱり代々木駅から少し歩いた本店。
僕はここに店ができてけっこう早い段階で足を運んでいた。一発で大好きなカレー屋になった。ヨガのレッスン後、必ず食べに行く店になった。そしたら昔々のdancyuで同じ誌面にCampも僕も掲載されたことがあって、店主の佐藤さんと「あああっ」と仲良くなった。そして、同じく常連の画家である下田さん(NEWS23のオープニングの絵が彼の作だ)も常連だと知った。そして佐藤さんからこんな相談があった。
「遠足カレーっていう企画をやりたいんですよ。うちがお客様にみていただいてるフリーペーパーがあるんですけど、全国どこかに遠足にいって、そこの特産品でカレーを作る。やまけんさんが産地を選んで下田さんが絵を描く。どうですかね?」
やろうやろう やりましょう! 断る材料全くなし。俺はCampの特製カレーが食えればそれでいい。そういう形で、長島農園で開催されたBBQで試験飛行をし、今回dancyu編集長の町田さんから「よし、被災地を元気づけるような企画としてやろう!」という力強いオファーがあり、実行したのであります。
岩手県に連絡したところ、熱きオトコ坂田さんが「それだったら、肉は提供しますので、ぜひ取材が終わった後に被災地で炊きだししていただけませんか?」ということに。Camp佐藤さんも町田編集長も「ぜひやろう!」ということに。
かくして、朝から前沢ロレオールの裏庭で取材撮影、終了後に急いで被災地へ行き、130人分のカレーを炊き出しするという強行軍をしたのでした。その記録が今月号の後半ページに綴られています。
まあそれはともかく、この企画のために佐藤さんが作ったオリジナル遠足カレーベースは実に簡単で旨い!この日本で、カレーソースに甜麺醤や芝麻醤を堂々と使い、なおかつこんなに美味しいものに仕上げたのは彼が初めてではないだろうか(違ってたらスミマセン)。
ぜひ買って読んでくださーーーーーーーーーーい!
dancyu (ダンチュウ) 2011年 08月号 [雑誌] | |
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このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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