岩手県への支援物資の受付先を調整しました。 Save IwateのWebをみて、個別に連絡していただくことになります。詳細は本文みてください。
2011年4月11日 from 農村の現実
はい、決まりました。岩手県職員の方々との協議の結果、食料などの物資を送っていただける方は、下記Webにアクセスし、下記に記す手順でご連絡をください。
■SAVE IWATE
http://sviwate.wordpress.com/
- SAVE IWATEは3月13日に発足した、被災地の支援を専門に行う民間団体です。現在、各避難所と連絡を取り合いながら必要な物資を聞き取り、集まった物資から各地向けに小分けし、週2~3回の頻度で各被災地へデリバリーをしています。今回のはなしは県職員が個々に対応する範囲を超えてしまう可能性が大きいため、この団体に物資提供の窓口をお願いすることになりました。
- 物資をいきなり送るのではなく、まずはこのページの左側カテゴリのトップにある「支援物資について」をご覧ください。その時々に避難所から寄せられた「これが必要」「これはもう十分」という情報が掲載されています。ここで必要とされているものをお送りいただければと思います。物資はいろんなところから寄せられているため、現状では足りているものがたくさん来すぎると、倉庫スペースが足りなくなったりとデメリットもあります。「必要とされているモノを送る」という発想でお願いいたします。
- 連絡方法は、SAVE IWATEトップページにある問い合わせメルアドあてに、「◎◎をどれくらい送ることができるのですが」というような形で、提供できる具体的な品物について記述し、メールしてください。重要なのは数量です。現在使える倉庫スペースがそれほど大きくない(10坪程度の倉庫、テント数基、自衛隊等と共用の倉庫)ため、例えばいきなり大量の生鮮野菜など送られても無駄になる可能性あり。1トンのニンジンを一度に送るよりも30kgのニンジンを20回小分けにして送るほうが喜ばれるようです。
- 各地から来たメールの中身をリストし、SAVE IWATEメンバーが各被災地からあがってきた要望に合うメールに対して優先的に返信をし、具体的な発送の相談をします。従って、返信は必ず来るともいえないし、数日後や数週間後に来るかもしれません。少ない人数で処理しなければならないため、これはご容赦を。 くれぐれも勝手に送らないでくださいね。
- ちなみに、現況では冷蔵・冷凍の設備がありません!従って、低温度帯で運ぶ必要のあるものは、ちょっと無理かもしれません。
ということになります。ポルコロッソ山崎シェフとの連絡はかなりの頻度で行っているので、細かな対応ができると思います。ちなみにこの団体の事務局長の加藤さんは、私を岩手に導いた佐藤ヨシヒコ氏とは20年来の仲だそうです。さきほど話をして、しっかり信頼できると判断いたしました。
なお、支援物資の項をみてもらえれば現時点で必要なものはリスとされていると思いますが、当面欠乏しているというものについて書いておきます。
- 女性用の下着。L~LLサイズの大きいモノで、ローライズじゃなくて深いモノ、つまり御年輩の婦人用下着が足りないようです。おしゃれなモノじゃなくて実用本位のもの。
- 靴や長靴など、履き物。
ちなみに、個人的なささやかな量でも大歓迎とのこと。息長く支援していくためにも、被災地で必要とする情報がこういう窓口で採れる状況はありがたいですね。
なお、前沢のロレオールさんへの食材提供については、この限りではありません。前沢は流通も崩壊していないので、提供できる食材がある場合はロレオールに直接連絡をしていただければと思います。ただし、炊き出しに頻繁に出かけたり、営業もしているので、迷惑にならぬようFAXなどのほうが佳いかもしれません。また、レスがなくても待っていてくださいね。
これら物資の受け付けとは別に、炊き出し隊に向けた金銭的支援については、明日以降現地でよい方法を模索してまとめてきます。
以上、明日のパッキングに時間がかかって書くのが遅くなりました。ゴメンナサイ!