2011年3月23日 from 農村の現実
とにかくよかった。ひろっきい、お疲れ様。下記に引用します。
東北関東大震災被災地への直接支援協力の
お願い連絡をさせていただいた皆様へ
こんにちは、伊藤裕樹(ひろっきい)です。
先日は急なご案内をさせていただき恐縮です。
また、直接支援へご賛同いただきご送金いただいた皆さま、
さらには、ご友人に私からのメールをご転送くださった皆さま、
本当にありがとうございました。
この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
以下、遅くなりましたが、先日に実施いたしました被災地への
直接支援活動の概略ご報告をさせていただきます。
内容としましては、本日までに現地向けに行った当方の活動の
途中報告となります。
ご送金いただいた皆様への、個々のご返信並びに会計報告は
これから進めさせていただきます点、ご了承ください。
今回の直接支援により、今すぐ必要としている方に、ご賛同
いただいた皆様の気持ちとともに1食分のきりたんぽを、
確実に届けることができたと感じています。
ご案内させていただいた皆さまに、改めて感謝させていただく
とともに、被災地の皆さまの復興をご期待申し上げます。
なお、ご送金の受付は、勝手ながら3月末までとさせて
いただきます。
今回の活動実費以上にご支援が寄せられた場合には、
次のような活動に向けさせていただくことを検討中です。
・被災地での聴覚障害や視覚障害をお持ちの方への
食料品を中心とした物的支援
・被災地からの長期滞在避難者を受け入れている
周辺自治体への食料品を中心とした物的支援
・その他、大槌町の行政機関を中心に相談、など
最後になりましたが、皆さまのご健勝をご祈念申し上げます。
---------------------------------------------------------
東北関東大震災被災地への直接支援活動の途中ご報告
実施日:3月19日夕刻出発、21日未明帰宅
訪問場所:岩手県大槌町周辺の避難場所(釜石市の北隣り)
・大槌高校 ・大槌町旧金沢小学校
・小槌地区運動公園内体育館
・大槌町学校給食センター
・大槌町渋梨かみよ稲穂館
・大槌町栗林公民館
・釜石市両石の民家
・釜石市両石の鵜住居の民家、など
支援物資:きりたんぽ6,150食(4ヶ月常温保存可能)
地鶏スープ6,150食(3ヶ月常温保存可能)
おにぎり100個(家族で握ったもの)
水400リットル(自宅の井戸水から採取)
灯油300リットル、
ガソリン60リットル、軽油100リットル
薪ストーブ3台と煙突、ノコギリ
紙皿5,000枚、汁物容器500個、割箸5,000膳
サランラップ1,000m、食器用洗剤10本、
手洗い用石鹸50個、生理用ナプキン5パック、
子供用紙おむつ300枚、大人用紙おむつ300枚
運搬方法:4tトラックで、3名で現地入り
その他:20日(日)7:00に第1目的地の大槌高校へ訪問
避難所責任者より、「行政指定の大規模避難所には、
食料品を中心に支援物資が届き始めている。一方、
指定されていない避難場所や自治会館、内陸部の
避難者がいる場所には何も届いていない」との
話を聞き、届け先地域を絞り込み
実際、大槌高校には灯油80リットルのみを提供
その後は、人が集まっているところに立ち寄り、
目的を伝え、必要なものを聞き、提供できるものを
荷降ろし、の繰り返し
以上、要点をご報告させていただきます。
直接津波が押し寄せた地域は、電気・水道・ガスはもちろん
復旧していません。
自衛隊や消防団を中心に、瓦礫とヘドロを道路脇によせ、
少しずつ、道路をつないでいる状況です。
三陸という地形のため、ひと山越えた隣の地域にも、
徒歩でしか行けない状況はまだまだ続いています。
多くの人が徒歩で、身内の安否確認をしています。
帰路に、津波で全て流されたが裏山によじ登り無事だった
男性を乗せ移動しました。
途中、彼の自宅があった場所を通過しましたが、他から
流されてきた瓦礫や車などが折り重なっていました。
以上
伊藤裕樹(ひろっきい)
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。