2011年3月 8日 from 日本の畜産を考える
二戸市浄法寺の杉澤君から、待望の連絡が来た!
昨日、大清水牧野オーナー事業を総括している事業部長から、3月6日の21時頃に、ひつじぐもから待望の第4子が生まれたとの連絡をいただきました。
早速昨日オーナー牛舎に行き、子牛の確認をしたところ、元気な雌子牛が走り回ってましたよ。その写真を撮ってきましたので、添付いたします。
毎年恒例ではありますが、名前を考えておいて下さい。(ひらがなでね)
ありがたいことに、ひつじぐもは毎年子を産んでくれている。そして今回は、待ってましたの女の子だ!この子は、さちのように肉用牛にするのではなく、ひつじぐもの後継となる母牛として残していこうかと思う。
が、しかし、、、杉澤君からのメールには、非常にきになることが、、、
あと、昨日オーナー牛舎で出産後のひつじぐもを見て1つ気になる事が、、、
乳房が凄い事になってたんです。
片側の乳房がパンパンになってて、あれじゃ子牛に授乳することも困難だと。
また、乳房炎になる可能性が(汗)
産後の気性状態を見ながら、堀口さんが乳を搾って対応はするとの事でしたが、また育児放棄的な状態になるかもしれません。
今年は、一度大清水牧野の衛生検査に出向いていただき、現状を見ながら、今後を検討した方が良いかと思いますので、よろしくお願いいたします。
うわーーーーん(涙)
またもやひつじぐもの遺伝的特性がでてしまった!
第一子のさちを産んだ時もそうだったのだが、このひつじぐもはどうも乳量が多すぎるらしく、目詰まりを起こしてしまうのだ。オスの国産丸や草太郎が産まれた時は、オスの骨格から口も大きかったため、吸い付くことが出来たそうだ。しかし、メスの場合は口に入らず、結果的に乳が減らず、最悪の場合は破裂してしまうケースも想定されるそうなのである、、、
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
参った、、、
3月はもうめいっぱい予定がはいっていて岩手に行けそうにない。4月にはいったら速攻で牧野に行こうと思うが、、、最悪、このひつじぐもを今後、繁殖雌牛として遇するのではなく、この時点で肉用牛にするということも考えなければならない。その場合、今回産まれた第四子をどうするか。母牛として育てると、もしかするとひつじぐもと同じような乳房の特性を有しているかもしれないのだ。
畜産て、本当に悩ましい問題が一杯です。しばし、黙考、、、
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