誕生祝いのロールケーキをオリンパスE-5で写してみた

2011年3月 4日 from カメラ,日常つれづれ

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機種 : オリンパスE-5 +50mmF2.0マクロ
露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F9.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200

はい、いろんなところからおめでとうのご連絡ありがとうございました。写真は、事務所のみんながお祝いしてくれたアンジェリーナのモンブランロールケーキ。後方はライターとして活躍中のイヅミちゃんからいただいたお花。いやちょうどよかった!オリンパスからE-5を借りているので、撮影テストしたかったんだよね。ありがたく美しい被写体ゲットです。

このロールケーキを恵方巻き食べをしろ!という命が下り、はいやらせていただきました。一口じゃ無理、、、(笑)

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撮影はナライ女史。右前からバンクで一灯あててます。

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さてオリンパスのE-5。しばらく前に借りてたじゃん、とお気づきのかたもいるかもしれない。そう、週刊アスキーのテストレポート記事のために借りて、山形県の最上地方を回るときに持って行った。超弩級レンズである14-35mmF2.0をつけて撮影したわけである。

http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/11/post_1604.html

http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/11/post_1605.html

http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/11/post_1606.html

さすがEシリーズの最新フラッグシップ、素晴らしいカメラに仕上がっていると思ったけれど、、、なんかちょっとだけ、残念感があったのだ。最低感度であるISO100にして撮影しているのに、前機種であるE-3と同じように白飛びしやすいし、階調にもあまり深みを感じない、、、せっかく佳いレンズつけてるのに。その感想をオリンパスのT氏にぶつけたら、驚くような答えが返ってきたのだ。

「あー 実はE-5のベース感度はISO200なんですよ。ISO100よりそっちの方が階調表現がよくなります。あと、レンズについていえば、14-54mmとのマッチングがベストだと思います。」

うおおおおおおおおおおおおおお それを先に言ってくれよぉおおおおおおおおおおおお

ISO感度は低ければ低いほどいい、と勘違いしてたワタシ。実はそのカメラの最も基準感度となるのがあって、そこで撮影するのが最も佳い結果となるのだという。うわーん 前回のテスト時は意識してISO100にしちゃったんだよ!

ということで、試用貸し出しが一段落したらまた貸してくださいとお願いしていたわけだ。そういうわけで昨日から持ち歩いています。

 

昨日のこの一枚は、規制仕分けの事前勉強会からの帰りに堀端で撮ったもの。

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なにげなーく撮ったけど、ビシッとシャープだ。鳥をトリミングしてアップにしてみても、こんな感じに解像してる。

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たしかにこのレンズ、いいなあ。14-54mmというこのレンズ、35mm版に換算すると焦点距離は28-108mmとなる、非常に使い勝手のいいレンズだ。僕がE-3時代に使っていたレンズは12-60mm(換算24-120mm)もとっても佳いレンズで、これ一本で料理撮影ができちゃう質の高いレンズだった。けど、14-54mmは一回り小さいので、取り回しがとても楽になる。

広角側28mmというのは少し苦手な焦点距離で、本音を言うと24mmくらいは欲しいところ。けど、実際使ってみるとその分うしろにさがればいいのであって、文句はあまりない。

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前の12-60mmは高倍率ズームの部類に入るせいか、広角端で撮影すると歪みがひどかった!例えばこの写真の天井部分の歪み方、みると笑っちゃうでしょ?

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その分、望遠側の描写は最高だったんだけどね。でも、14-54mmを持ってみると、こいつぁかなり佳いと思った。だってね、マクロじゃないのにこんなに寄れる。

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これで望遠端のレンズ開放F3.5。ぼけの大きさはフルサイズのF5.6程度になるけど、いい感じ。オリンパスのボケってものすごく素直なボケだ。

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寄れる!

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よれるんですわ、これが、、、

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なんてこたぁない日常の風景をいきなりドラマチックにしてしまうアートフィルター、ドラマチックトーンも健在。

んで、美味しいケーキを撮影させていただきました。

14-54mmで撮影したらこんな感じ。

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機種 : E-5
露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F8.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
レンズの焦点距離 : 49.00(mm)

レンズを50mmマクロに変えたのがこちら。あ、でもアングルと絞りが少し違うので厳密な比較にはならないね。ごめんなさい。

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露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F9.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
開放F値 : F2.0

マクロレンズの精細感には及ばないけれども、標準ズームの画質としては文句なしですね。

P3043422n

露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F8.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
開放F値 : F2.0

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露出時間 : 1/320秒
レンズF値 : F5.6
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200

この写真は前から二つめのプチモンブランにピントを合わせている。それだけ等倍トリミングするとこうなる。

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やっぱり、ローパスフィルターの効きを弱くした成果からか、実にしゃっきりと解像している。

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それにしてもこのE-5、いつも持ち歩いているD700と比べると軽い!もう雲泥の差だ。

前にも書いたけれども、ZDレンズは中古市場に結構流れている。それを安く買って、E-5ボディの新品を買うと、メーカーのフラッグシップ機とレベルの高いレンズのセットが揃うわけだ。14-54mmがだいたい4万円前後。定番のマクロ50mmが6万程度か。これまた定番の望遠レンズ50-200mmは5万円程度、広角は9-18mmが4万円。ボディとレンズ一式でだいたい35万円程度というところだろうか。

一眼レフカメラにあまり詳しくない人は「え~!?35万なんて高い!」と言うだろうけれども、普及タイプのレンズではなくて、一段高いレベルのレンズでこれだけの焦点距離を揃えて35万円は安いと思う。ちなみに僕はマクロ二本と望遠と標準パンケーキを持っている。標準ズームにこの14-54mmを買えばほぼ全ての用途をこなすことができる。うーん

ということで、もうしばらく借りているので、また後日総評を書きたいと思う。