2010年12月 2日 from 食材
岡山の高梁市役所に勤務しつつ、農産物関連の仕掛けをばしばしとやっているT君から「イノシシ捌いてるけどいる?」という連絡が。もちろんお願いしまーす。
来たのが写真の美しきイノシシ肉。背中のロース一本ヒレ付きで来ました。このサイズってことはすっごく若いイノシシ?
若いイノシシだったら、問答無用でカツにするのが旨いと思う。それも、はやりの分厚く切ってぎりぎりの温度でレア目に揚げるんじゃないくて、薄切りにして火もある程度強めに通し、水分を飛ばしたのがいい。
いろいろ試したけど、その方が余分な水分が抜けて肉の旨みが引き出される気がする。ということで早速いただきまーす
いやもう死にそうに美味しい! なんでこんなに野生の豚(イノシシ)って旨いかね?配合飼料食べてないからだろうか?品種改良されていないからだろうか?とにかく素晴らしい。
ところで、ブロイラーのササミ程度の大きさしかなかったヒレ肉。もったいないのでこれは切らずに棒カツに揚げる。こいつだけは低温でゆっくり揚げて、余熱で芯まで火を通す。
うちの嫁もびっくりの美味しさなのよ、これが、、、ふんわりジューシー、いやな臭いのかけらもない。
T君ありがと。お返しに短角牛送るからね―
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。