2010年9月 1日 from 出張
高知市内に泊まるなら、いちどは足を運んで欲しい店、「菜とな」。今夜も旨かった。
おいしい鯖、土佐清水からはいっちゅうよ!
くにゅんくにゅんという食感は快楽! 鯖じゃないよね
鰹は塩たたき。
ここの使ってる塩が旨いので、ほんと、塩と吟味された薬味だけで最大限のうまさになる。
キャベツと鰯を炒めたの。女将の実家の大葉をちぎったの入り。キャベツは0.8秒、湯に通したのを炒める。湯通しで軽く火を通して、フライパンでは油とからめるだけ。だからシャッキンシャキシャキ。
うちの長ナス食べる?何にして食べる?甘辛く炒める?
はい、それでおねがいします。白飯もください。
鶏の唐揚げ。地元のはちきん地鶏を使って欲しいところだが、彼女が試行錯誤してたどり着いたのは隣県の阿波尾鶏。これも塩だけ揉み込んで強力粉をまとわせ、強火でガッと揚げてすぐに引き上げ、4分はおいて余熱で火を通す。
女将の実家、大豊地区で穫れたでっかいタマネギが食いたくて、豚と一緒に炒めてもらう。白飯はとうとう3杯目に突入。
タマネギの食感はばっちり残ってる。豚肉は四万十市の窪川のものを使用。
ここの〆のスペシャリテ、大根葉の塩漬けのおにぎり。
それに例の、白身と黄身を混ぜないで焼き上げる卵焼き。
うん、今日も旨かった! ごちそうさん!
地産地消などと特に名乗らず、けれども使ってる素材から調味料まで全てがきちんと考え、試行錯誤され、選ばれている。希有な店だと思います。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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