この連休はブログの更新がないから、きっとヤマケンはどこかへ行ってるんだろうな、、、と思っている人もいるだろうけど、実はずーっと木場に居ます。実は連休明け入稿の本が一冊あるのです。いえ、全部書き下ろしではなく、「編著」というやつで2章分担当しているのです。固まったら何の本か告知しますのでよろしくです。
んで、久しぶりに家で4日連続で飯を喰うという状況に。ほんと、久しぶりだ。鈍った身体を少しずつ戻していくためにほぼ毎日ジムにいって動かす。ウェイトは上がるが、走るのが持たない!元来、持久力が必要な運動が大・大・大嫌いなので、もうよほど面白いテレビ番組みながらとかじゃないと走る気が起きない、、、
と、格闘しながらイトーヨーカドー木場店へ。魚と野菜のあっさりした夕食が続いたので久しぶりに牛肉でも食べたいねと。しかし短角牛の肉は冷蔵庫にないので、珍しくスーパーで買うことに。いやほんと、肉をスーパーで買うっての、久しぶりだ、、、
そうしたら嫁さんが精肉売場でなにやら声を上げている。
「経産牛の肉を売ってるよ!」
え?
イトーヨーカドー経産牛と表示した肉を売るなんて、ホント? とショーケースを覗いてみる。本当だ、黒毛和牛の経産牛の雌の小間切り落とし肉が、100gあたり299円で売っている!
そりゃあもう、どかんと500g買いましたよ。
しかもそのショーケースの中に、価格だけじゃなくて「経産牛とは黒毛和牛を4~6回産んだメス牛を、半年ほどかけて再肥育したもので、黒毛和牛らしい美味しさのものです」というような説明文があった。うん、これは非常によいね。
ただ、、、 安すぎないかい? 他の、未経産牛や去勢牛の和牛肉に比べて大幅に安い。4-6産した黒毛のメスで半年再肥育したのって、普通は美味しくなるんだから、そんなに安くしなくていいと思うけどね。300円台でもいいでしょう。
肉質はご覧の通りサシビッシリという感じではない。いいねぇ。
もうシンプルに焼いて塩・ポン酢・愛媛県大洲市の「あほたれ」でいただきました。 黒毛特有のブワッとくる香りは薄く、一瞬「F1か?」と思うが、そんなことはないはずだ。なかなかいけます。これであの価格なら文句ないよね。マジで。
イトーヨーカドーにはこれからも経産牛取り扱って欲しい、と思うのでした。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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